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Two Phones (1) - ニューヨーカーのカバンをヒントに。

2007/04/16 17:04
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松村太郎

携帯電話の機能進化が進む中、アーリーアダプター層がどのように携帯電話を使いこなし、生活がどう変わっていっているのかについて、携帯電話と社会のあり方について研究するSFC研究所の松村太郎さんが紹介します。
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2 Phones #02 - D70 50mm 先日友人にこんなことを言われた。「ニューヨークではTwo Bagsというカルチャーがあるのでしょ?」と。

 Two Bagsとは読んでそのまま、2つのカバンという意味だ。ニューヨーカーの女性がマンハッタンに通勤するときに、1つは小さめのおしゃれなカバンを持ち、もう1つは布製のトートバッグ(エコバッグなんて呼ばれているアレです)を持ってくるスタイルのことを指すそうだ。確かにそういう人をマンハッタンで見かけたような気はするし、友人のオフィスワーカーもそんなカバンの使い方をしていた。

 ちょうど今週、ニューヨークでジャーナリストをしている友人と話す機会があったので「Two Bagsってご存じですか?」と聞いたら、知らないと言われてしまったのだけれども、日常のこと過ぎて、敢えて名前を付けていないだけかもしれないですね。

 さて、2つのカバンには役割がある。片方はおしゃれのため。中に入っているのは必要最低限のモノだ。おサイフ、セル(ケータイ)、ちょっとした化粧道具とあと少しだろうか。一方の布のバッグはそれ以外の仕事に必要なモノ。A4サイズのヘビィなノートパソコンや分厚い辞書、ノートパッド、スケジュール帖、時には2リットルの水のペットボトルまで出てくるし、仕事帰りに立ち寄るジム用のスポーツウエアとタオルだって入っている。布のバッグの中身はその日の仕事や活動に応じて可変するのだろう。

 僕は荷物を減らしたいと思っていて、同時に手に2つ以上のバッグを持ちたくない。そこでちょっと大きめの鞄を買ってしまうのだが、これがかえって荷物を重くする原因になってしまう。分かってはいるのだけれど、なかなか良い鞄を見つけられないでいる。Two Bagsのスタイルを参考にして、始めから必要なモノは多い、ということにして、カバンを分けるアイディアに転換すれば、お気に入りの良いカバンと機能的なカバンを別々に探すことになり、良いカバンのチョイスが出来るようになるかもしれない。

 ケータイのブログなのでケータイの話題に戻すことにする。僕がよいカバンを見つけられていないのと同じことが、ケータイの機種選びにも起きているのではないか、と思ったのだ。

 今まで僕がケータイを選ぶとき、デザインはもちろんのこと、ディスプレイの大きさ、テンキーの文字の打ちやすさ、通話・メールといった通信機能、カメラの解像度、通信速度、GPSへの対応、おサイフケータイへの対応、フルブラウザ、ワンセグといったケータイの機能を全て満たす端末が欲しいと思っていた。

 そんなモノはない、と言われてしまえばそれまでなんだけれども、この中で最大公約数的な端末をDoCoMoのケータイから選ぶ、と言う生活が僕のケータイライフの大半だった。この価値観をTwo Bags風に改め、2つのケータイを持つ、「Two Phones」スタイルでケータイ選びを考え直してみてはどうだろうか。

 そんなアイディアにたどり着く前から、DoCoMoとウィルコムと2台のケータイを持っていたが、これはDoCoMoでは通常のケータイ利用を、ウィルコムは通話専用として、使っていた。つまり利用スタイルではなく、料金の問題でウィルコムを契約していたのだ。

 しかしSoftBankがゴールドプラン、ホワイトプランを打ち出してから、DoCoMoとSoftBankとの2台を選ぶ可能性も出てきた。そこで、料金以外の尺度からもケータイの2台持ち、「Two Phones」について考えることができるようになったのではないか。

 そんなアイディアから、現在僕はDoCoMoのN703iμとSoftBank 911Tを持っている。果たして、Two Phonesのスタイルは、Two Bagsのように効率的なのだろうか?(つづく)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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