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カメラ、モブログについて - SO902i特集

2006/03/28 16:27
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松村太郎

携帯電話の機能進化が進む中、アーリーアダプター層がどのように携帯電話を使いこなし、生活がどう変わっていっているのかについて、携帯電話と社会のあり方について研究するSFC研究所の松村太郎さんが紹介します。
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SO902i #22 SO902iのカメラに関して。画質のレビューに関してはもっと専門の方がいると思うので、SO902iというケータイに変えてからのフォトやムービーに関する変化について記録しておこうと思う。既に50枚近くをフォトストックサービスのFlickrにアップロードしてあるので、いろいろなシーンでのSO902iをご覧頂ければと思う。・Flickr: taromatsumura's photos tagged with so902i ちなみにFlickrはオーソドックスなタグ機能がついていて、SO902iで撮影した写真については「SO902i」タグを振っている。同じタグを集めたページが自動的に作られるだけでなく、タグ分類のページがRSSを出力しているので、とても使い勝手がよい。また、僕が撮った写真以外にも、「See all public photos tagged with so902i」というリンクをたどると、「SO902i」とタグ付けされたFlickr内の全ての写真を見ることが出来る(ほとんど僕ですが)。これらも含めて作例としてご覧下さい。それにしても本当に良くできてると思います。 さてSO902iのカメラの仕様を振り返ると、318万画素CMOSにオートフォーカスを組み合わせている。一番小さな筐体ながら、画素数で比較するとFOMA 902iシリーズの中で最大を誇る。ちなみにN902i、D902i、F902iは200万画素ながらスーパーハニカムCCDを採用しているため、400万画素で記録ができるようになっているので、記録が素数としてはスーパーハニカムCCD搭載の3機種にやや劣ることになるが、それでも300万画素オーバーである。 カメラの使用について考えてみると、折りたたみ型の端末ではなくなった点も僕にとってかなりの変化があった。とにかく何かとポケットから出してケータイで写真を撮るようになったのである。デジタルカメラを持ち歩いていながら、あえてポケットからケータイを取り出してさっと撮影するようになったのだ。端末を開くという1動作がなくなっただけで、カバンからデジカメを取り出さなくなり、持ち歩きもしなくなりつつある。ここまで変わるか、とびっくりしちゃう部分もあるんだけれど。SO902i #24 もちろん300万画素という画素数の変化もある。最大サイズで2048×1536ピクセルというサイズは、そのままの大きさで使おうとするとちょっと解像感が弱いが、少しでもサイズを落として使おうと思ったら、申し分のない画質が得られるようになった。もちろん本当に画質を比べたり、フラッシュやズーム機能の有無、手ぶれ防止対策などを考えるとデジタルカメラ専用機が絶対に有利なのだが、ケータイでここまでやってくれるなら、上級機種のデジタルカメラかデジタル一眼レフが欲しくなってくるじゃないですか。そこで昨今の一眼レフ人気、コンパクトデジカメ不調という状況が生まれているのではないかと思う。 これだけキレイな画質になったのだから、さぞかしモブログもはかどるだろう、と思っていたが、そこではまた別の問題が出てくる。それはi-modeメールの添付ファイルサイズの制限だ。僕は今までN901iS(200万画素)を使っていて、最大解像度・最高画質で写真を撮ってはFlickrにi-modeメールで送信していた。これをしていると、だいたい250KBから480KB程度に収まる1616×1212ピクセルの写真がFlickrにたまっていく。ところがSO902iになると、最大解像度・最高画質の写真はとても添付ファイル制限の500KBに収まらなくなってくるのだ。そのため端末側でファイルサイズを圧縮してから送信することになる。 以下に3種類の写真を並べてみた。左がメモリースティックDuoに保存してPCから転送した写真、左がSO902iから直接i-modeメールを作成して転送した写真。

Yellow #04 Yellow
ISO125、1/1013sec、f/4Matsu #02 Matsu
ISO125、1/225sec、f/4Sakura #09 Sakura
ISO125、1/357sec、f/4
 240×180ピクセルサイズだとあまりにも微妙な違いかもしれないが、やはりi-modeメールで送信できるサイズに変換した写真の画質が劣っている(大きい写真で見るともうちょっと分かると思います)。この違いが許せるかどうか、という問題もあるけれど、僕はせっかく左のような写真が得られるなら、モブログしなくてもキレイな写真の方が良いな、と思ったのだ。 ケータイメールでFlickrへ写真をアップロードしていた頃は、「メモリカードのスイッチ」で触れたとおり、ケータイからメモリカードを取り出すことはなかったが、SO902iになったらメモリースティックDuoを外に出して、データを取り出すようになった。写真についてはそこまでのストーリーだが、これによってケータイから外に出てきたデータもある。それはムービーである。 SO902iでは128×96ピクセル、176×144ピクセル、320×240ピクセルのサイズで動画を撮影することができる。僕が使っているメモリースティックPro Duoには320×240ピクセルのムービーが60分まで入る(ファイルサイズの上限なのだろうか)。便利な機能として1つのムービー録画中にポーズをかけてまた続きを取り始めることが出来る機能がついている。これで間が抜けず、簡単な編集がなされたようなムービーを得ることが可能だ。 現在のカメラ付きケータイ全ての端末でムービーを撮影できるようになっている、と言っても間違いないだろう。そのムービーもまた、なかなかケータイの外へは出てこなかった。もちろんムービーメールをケータイ同士でやりとりすることはあるかもしれない。しかしムービーに関する調査を行った経験からすると、写真ほど手軽にムービーを作れずもう少し敷居が高いものだった。この話についてはまた別の機会に触れます。 コンテンツのできが悪い(と自分では思ってしまう)のと、保存したメモリカードをケータイから抜き出さなかったので、記録として動画を撮影しても、意味の上でも物理的にもなかなかケータイの外に出さず仕舞いだった。メモリカードが外に出ればメモリカードに記録した物理的にはムービーも外に出てくることになる。 その先の受け皿も整備されつつある。ムービーに対応したブログサービスを使ってムービーブログにしたり、YouTubeのようなムービーストックサービス(Flickrの動画版という感じ)にアップロードしたり、写真のような取り回しが出来るようになってきた。YouTubeではアップロードしたムービーをFlash形式に変換してストックし、YouTube上で見たりブログやe-mailに貼り付けたり出来るようになる(鼻歌交じりのサンプルムービー「Water」をご参照)。 言うまでもないけれど、ケータイのFlash LiteがFLVムービーに対応したり、YouTubeが3GPPや3GPP2、H.264形式に変換してくれる機能を追加すれば、ウェブブラウザだけでなくケータイやiPodでもこのムービーを見ることが出来るようになる。 僕の中で「ケータイによって写真が身近になった」という経験はそろそろ終わりつつある。別に写真を金輪際撮らないという意味ではない。僕はケータイで写真が身近になった事がきっかけで、デジタル一眼レフまで買って、身近な写真の師匠に教わって、まだまだ下手っぴながら「録る楽しみ」を覚えるまでになった。プロでない限り、ここまでくれば趣味としては上等じゃないかと思うわけです。 ではSO902iで動画を沢山録り貯めるようになったら、ハイビジョン対応のデジタルビデオカメラを買って、美しい風景や記録をHDで録るようになるのだろうか。と考えたときに、やはり「編集」という敷居があるんですが、ムービー生活を実戦してみようと思っております。・ケータイ時代のスタンダード: SO902i特集

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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