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jigブラウザ、文字入力への興味

2005/10/03 16:05
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松村太郎

携帯電話の機能進化が進む中、アーリーアダプター層がどのように携帯電話を使いこなし、生活がどう変わっていっているのかについて、携帯電話と社会のあり方について研究するSFC研究所の松村太郎さんが紹介します。
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 みなさんこんにちは、ご無沙汰しています、松村太郎です。 前回の連載から約半年が過ぎて、次の連載をスタートさせることになりました。形式はブログ、テーマはケータイ。このブログがスタートする日に、ちょうど株式会社jig.jpの福野泰介さんとお会いする機会に恵まれたので、福野さんとの話からご紹介していきたいと思います。 jig.jpと言えば、iアプリなどで動作するケータイ向けフルブラウザ「jigブラウザ」を提供している会社。注目のフルブラウザに関する未来像を含めたお話の全編はゆっくりご紹介していくとして、1時間のケータイ談義の最後にして一番盛り上がった入力インターフェイスの話から。僕と福野さんはドコモのNEC製端末「N901iS」を使っていておそろいだった。ちなみに福野さんは白でした。おそろいのケータイを眺めながらの話。「ケータイの文字入力、不満ありません?」 1時間の話の最後に、福野さんはこう切り出した。僕は即答した、残念ながらありません、と。ポケベルはリアルタイムに使っていなかったけれど、ポケベル打ちを習得して使っているからである。僕がそう話すと、福野さんも身を乗り出して「実は僕もポケベル打ちをしていて、不満がないんです、今のところ」とポケベル打ちの様子を披露してくださった。 一般にケータイの文字入力のインターフェイスは、パソコンと比較すると面倒くさいという印象はぬぐえない。それを極力和らげるために予測変換などの文字入力補助が研究されている。例えば“おはよう”と入力しようとしたときにダイアルボタンの“1”を押せば、“おはやし”“おぎくぼ”などに混じって“おはよう”と候補が出てきて、カーソルと決定ボタンで候補から選ぶことが出来るようになっている。 予測変換では普段よく使っている言葉を学習してくれて、直前に使った言葉を優先的に候補に出してくれるため、使い込んでいけば自分が言いたいことに応えてくれる辞書が出来上がってくる。使う言葉が決まってくるという弊害もあるが、その分メール作成が効率的になっていく。一方で自分が普段使わない言葉が語彙として候補に出てくることがあって面白い。確かに“おはよう”と打とうとして“お囃子”という候補が出てきたら使うかもしれないですよね。ちょうど秋祭りの季節だけに。 福野さんと僕のようなポケベル入力上級者は、「簡単な言葉なら良いけれど、予測変換を使うよりも、ポケベル打ちで自分で言葉を打ってから変換する方が早いじゃないですか」(福野さん)と、予測変換よりもポケベル打ちの方が、熟練すればスピードが速いという意見で一致した。予測変換よりも打鍵する気持ちよさみたいなモノがあるのもポイントじゃないかと思う。「なんで、ポケベル打ちは流行らないんでしょうね?」 福野さんがこんな問いかけをしてきた。僕は「英数字の入力のテーブルが覚えにくいからじゃないですか?」と答えてみた。ひらがなの入力の場合はキートップに“あかさたな…”が振ってあるので子音を組み合わせるだけだが、アルファベットと数字に関しては、特にキートップのガイドはない。文字のテーブルが頭に入るまではなかなか不便を強いられるんじゃないかと思う。 「ケータイでの英数字入力は、メールアドレスやURLを入力するときに絶対に必要で、僕もキチンと打てるようになりましたが、最近URLの類はQRコードが便利ですね。これも予測変換と同じで、全部QRコード入力が便利というわけではないので、ポケベル入力がトータルすると早い入力手段になってしまうんです。結局やっぱりポケベル打ちが早いんですよ」(福野さん) 「ポケベル打ち、流行らせましょうよ」と福野さんと僕の間で一致したが、決してそれがケータイの文字入力に対するソリューションというわけではないのは分かっている。ケータイに慣れているユーザーはポケベル入力でなくても、10キーからの文字入力にそこまで抵抗を感じないようだが、それでもパソコンのキーボードを叩いてしまうと、どちらが快適でスピーディーかは明らかだ。「書くところまでこだわりたいjigブラウザ」 ひとしきりポケベル入力の話題が終わったあたりで、福野さんがこんな事を言った。「Javaで入力のインターフェイスをプログラムして実装すれば、どのメーカーの端末でも同じ入力環境を提供することが出来るんです。Nの端末の文字入力や変換操作に慣れていて、他の端末を触ると使い勝手が変わってしまう。例えば同じポケベル入力でもmovaの頃のPの端末が使い勝手が良かったんですよ。もっと言うと、2タッチ入力で入力出来る文字を自分の好きなようにカスタマイズ出来ると良かったのにな、と思っていたんです」(福野さん) Javaアプリケーション向けの入力インターフェイスを開発すれば、どのケータイからでも同じ使い勝手の入力をしていくことが出来る。福野さんはjigブラウザの1つの展望として、入力インターフェイスの導入をしたいと語っていた。ではなぜjigブラウザが入力インターフェイスに興味を持っているのか。この話は次回から紹介していく福野さんとのケータイ談義をお楽しみに。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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