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Day -34:あの「ナイトライダー」が帰ってくる

2005/12/07 08:11
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 20年ほど前に人気を集めたテレビ番組「Knight Rider」が帰ってくる・・・ただし、今度のチャネルは、AppleのiTunes Music Store(iTMS)だ。

 大手3大ネットワークのひとつであるNBCが、iTMSへの番組提供を決めた。これに関する詳細は今日のニュースでお伝えするとして、このNBCの話で面白いのは、当初提供される11番組のなかに「Alfred Hitchock Presents」(いわゆる「ヒッチコックショー」か)や「Knight Rider」といった懐かしの人気番組が混じっていることである。

 この動きの背景には、一歩先んじたDisney-ABCのビデオ配信が好調なことなどに加え、従来のテレビ放送が低迷している--手元のFortuneの記事「Anime Explosion」(12月1日号)によると、18-49歳を対象とした各ネットワーク局の視聴率は今年平均で前年比7.4%のマイナスだという--という止むにやまれぬ事情がある。それでなくてもオンライン広告費の伸びに押される形で売上が低迷する従来メディアとしては、少々不確定なところがあってもできるだけ露出を高め、収益獲得の道を探る・・・といったモードにシフトしたといえようか。

 いずれにしても、NBCの実験で昔の番組の再放送でも売れるとなれば、ネット経由のダウンロード販売にもぐっと可能性が広がってくることになるだろう。

 ところで。
 先日スポーツチャネル最大手でやはりDisney傘下のESPNが、iTMSを使った番組配信の可能性を示唆するなど、当初は多くの懐疑的な見方が出ていたAppleのビデオ配信にも、ここへきて一気に流れが傾いてきたようだが、最近改めて感心しているのは、このビデオ配信に使われている「320 x 240ピクセルというサイズの妙」である。手短にいうと、このサイズはiPodでもMacでもそれぞれ絵がきちんと映る、そんな微妙なところをうまくついているのではないか、ということだ。

 これは3週間近くiMac G5でNBAのビデオポッドキャストなどを見ていての実感だが、モニターの前で観ていると(フルスクリーンでは)アラが目立って観るに耐えないこのサイズの動画も、離れたところから観ると、不思議なことに結構きちんと表示されてみえる。液晶テレビでもあまり近寄りすぎると画面の粗さが目立つのと同じことだが、この人間の目の錯覚(?)に気付いて、非力なiPodでも動かせる程度の大きさのビデオが、実はリモコン-Front Row使用を前提にすれば、それほど問題なく観られることに気付いた人間がいたのではないか・・・とすこし前からそんな気がしてしかたがない。身に付いた「足し算」の思考で「ハイビジョンだ、デジタル波」だと高性能化にばかりしのぎを削っているのとは、かなり違う世界での発想(あるいは発見)のように思えて仕方がない。

(カウントダウン・ナビゲーター)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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