前回の記事を書いた後で気づいたのだが、「ザ☆ネットスター」10月号の放送があったのを忘れていた。番組全体はパソコン通信にも触れていて興味深かった。
番組の中で序盤にGifからFlashの流れがあったものの、便宜上なのもあってかFlashが登場して数年の90年代後半は大抵無視される。2ちゃんねるも1999年からなので「Flash黄金時代」以前は無かった事にされがちだ。
より正確に言うなら「Flash黄金時代」の期間にも、その外側にFlashで作られた事で知られる作品はもちろんある。「Flash黄金時代」内で意味するFlashだと、ネットの流行としての事象だけが中心となり狭義の意味でしかなく、それのみで正史とするにはやはり難がある。
更に忘れられているのがDirectorなのではないだろうか。メインの用途が本来それではなかったとはいえ、90年代で音声付きで軽めのファイルをアップするならDirectorもあった。「Flash黄金時代」に入るとDirectorユーザーの嘆きも聞こえたが、「Flash黄金時代」を謳歌した人々の嘆きに比べるとか細く感じられた。
それ以上に、Flashがオーサリングツールとしても充実してきたからでもあった。それはそのままFlashの現状そのものに直結している。その事もまた「Flash黄金時代」としては語られない話である。2005年に登場したはてなブックマークでも基本的にそちらの記事しか見かけなかった。これに関して「Flash黄金時代」の信奉者からはユーザーが異なるという見方もされたが、翌年カテゴリーに注目の動画が設けられたりする事で覆される結果となった。
Directorと言えば高木敏光さんを思い出す人も多いだろう。それとは別に、2004年に主にplasmaを使用して制作したゲーム「CRIMSON ROOM」がネットで公開され大ヒットとなったのは記憶に新しい。昨年ニンテンドーDSでも発売され、今年の4月には小説も出版された。12月には「CRIMSON ROOM Reverse」がPSPで発売になる。
クリムゾン・ルーム
http://crimson-room.com/
今年は4年ぶりにまさかのDirectorの最新バージョン「Director 11」がリリースされた。DirectorはCreative Suiteシリーズには含まれていない。
今回は前回の補足にようになった。残念なのは、前回読んで頂いた人の多くがこの記事に気づかない事だ(気づかれたりして)。そしてまた以前したのと似たような話をしてしまった。
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