先週24日は第20回CGアニメコンテストの大阪上映会が行われた。今回は入選者による座談会を記してみる。いつも代表のかまたゆたかさんとの掛け合いが特徴的なので、会場のノリや雰囲気を考慮するとノーカットで掲載した方が格段に面白い。そうしたいところではあるが、かなり長くなるのでここでは止む無く割愛した。
安芸ゆうりさん:「星に願いを」(入選)
かまた 我々が20年前から入門者向けに開発しているLシリーズで制作されているのは何故でしょうか?
安芸 CGのソフトって高いじゃないですか。小学校や中学校の子でも買えるLシリーズでも通用するものが作れるんだというのを証明したかったんです。
かまた 今回の「星に願いを」は5分なんですけど、前回の初心者部門賞(「灰の街」)の30秒の時とでは作り方が違ってきますか?
安芸 1分までなら映像の力で引っ張れると思うんですけど、1分以内に主人公が何をしたいのかという目標の提示の仕方が違うのかなと思います。見ている皆さんも一体何をしたいのかと疑問に思ってくる筈なので。
大和秀夫さん:「アースウォード」(入選)
かまた セリフがないですよねこの作品。10分はある作品なのに敢えてセリフを無くしたのはどういう意図なんでしょうか?
大和 アクションだけで構成しようと思っていたので、セリフは最初からなしで考えてました。BGMがないのは時間の都合です。
かまた 殺陣についてはどのような勉強をしたんですか?
大和 チャンバラのアニメーションを作ってみたいと思ってたんですけども、3Dだったらキャラクターを動かす事で構成出来るんじゃないかなと。
山岸たかおさん:「胃の三太郎」(外伝大賞)
かまた エンディングクレジットにAHOBOY☆ヒロシさん(「アメリカ大統領アメリちゃん」で今回入選)の名前があったんですけども、どういう関係ですか?
山岸 大学時代からの知り合いです。
かまた 商業アニメの原画も描いていると聞いたんですけども、それは何の作品ですか?
山岸 「ハヤテのごとく!」と「(天元突破)グレンラガン」にちょこっと参加しただけですね。グレンラガンは以前外伝に入ってたガイナックスの雨宮(哲)さんが作画監督をする時に、フリーの演出家をやってるAHOBOY☆ヒロシさんがついたので。
山崎涼子さん:「HOW TO COOK BREAKFAST?」(佳作)
かまた 応募票の方にヨーロッパの作品が好きとか書いてましたが。
山崎 ヨーロッパとか日本とかは関係なくモノクロのアニメーション表現に興味があったんです。
かまた モノクロなのに敢えて部分的に色をつけているのは何故ですか?
山崎 映画とかでも実際には青っぽかったりとか何らかのニュアンスがあるなと思って今回は質感にこだわってみました。何をしているかよりも気分とか空気感を色彩で切り替えた方が効果的かなと思いましたね。
山口翔さん:「trip」「Paper Play」(佳作)
かまた 実写合成にこだわる理由とかありますか?また今後もそれにこだわって作っていく予定ですか?
山口 今後もそれで作るかどうかは分からないですね。たまたま学校の環境が整っていて、この表現方法は適していたというので実写合成なんです。
かまた 難しかった事とかうまくやる方法はありますか?
山口 フレームが30分の1秒ズレただけで浮いてしまうんで、その微妙な精度をしっかりやっていかないと難しいですね。
ぽよさん:「まひる・ぷれでぃくしょん」(佳作)
かまた 「バビル2世」に対するオマージュかなと思ったんですけども方向性が違うんですね。「バビル2世」は見てます?
ぽよ 見てないですね。知識としてはアニメのオープニングだけなんです。
かまた ロボットアニメというジャンルだと、このCGアニメコンテストだと「(超獣ロボ)リューセイバー」があるんですけども意識はしてます?
ぽよ 使ってるソフトがLightWaveなので、作者の渡辺(哲也)さんは凄いと思って意識はしています。
なお「Ascension」で映像賞の田島清美さんは大阪にも来場して座談会に参加していた。
大阪と東京とでは座談会の登壇者が異なっている。東京座談会等はイイアクセスのUG-Kさんが記しているのでそちらにて。
第20回CGアニメコンテストレポート
http://blog.moura.jp/closeupflash/2008/05/20cg-4d91.html
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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