最終更新時刻:2009年7月11日(土) 10時00分
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アニメーションをどこまで視聴者は意識しているのか

公開日時:
2008/05/02 00:00
著者:
macalie

「YouTubeやニコニコ動画のせいでFlashが廃れた」とか「YouTubeもニコニコ動画もFlashだから廃れてない」とか言う話が定期的に出ていて、今週もまた似たような話になっていた。

その話も追々するとして、ふと思ったのが本件。

国内ではアニメはアニメーションの略語として使われがちだ。ところが海外の事まで意識するならアニメは日本製とか日本的なという意味合いも含まれるので、アニメーションとは別の言葉になってくる。ジャパニメーションという言葉は海外で使われないとはいえ、海外を念頭に置いて国内向けに説明を試みるとジャパニメーションという言葉を使わざるを得ないという理屈だ。

2D作品を好んで視聴している人がアニメーションについてどこまで意識しているのかについても同様に考えてみる。

2D作品では制作にAfter EffectsやRETAS!等が使用されているが「撮影」という概念が入ってくるのでZ軸方向の奥行きも意識されている。実際にその機能もついているので一応3Dが意識されるのだ。3D作品ではAfter Effects等との併用で2Dとの合成だけでなく、実写との合成も行われる。こちらに関しては視聴者に納得してもらい易い。

ここで話をしている場合もその辺りも考慮に入れているつもりでもある。しかし明言しておかないと分からない。そこまで気にしていないと言われるとそれまでだが、そこまで気にした議論が米国アカデミー協会等でも既になされている。

2006年の第60回毎日映画コンクールで、粟津順さんの「惑星大怪獣ネガドン」がノミネートされていた時も実写なのかアニメーションなのかが焦点となっていた。しかし、パッケージにも明記されているように実写は一切使用していない。

何で作られたかという事と見た目がどうであるかという判断が曖昧なままなのが悩ましい。当時、映コンでそんな話になっていたと粟津さんに尋ねた事がある。彼はもちろんこう答えた。

 

「ネガドンはアニメーションですよ」

 

惑星大怪獣ネガドン
http://www.cwfilms.jp/negadon/

 

人間とロボットの境目はどこなのかという「不気味の谷」を探る認知心理学的な感じにもなるが、さらに作品のプロモーションに際しての売り文句も事をややこしくしている点も否めない。その話も追々するとしたい。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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