ニコニコ動画で「自主制作音楽アニメ−さかなのうた」が総合ランキング1位になっていた。この作品は一昨日アップされていたようで、昨日の午前中に見た時の再生数は数百くらいだった。それにも関わらずこの急伸ぶりは、サムネールから察する以上の完成度から来るものでもあるだろう。
大学の卒業制作作品だそうで、作者の犬尾さんのサイトには卒業制作展の事も記されていた。どこの大学かについては伏せられているものの、会期から察するに先週末に六本木ヒルズで行われていた東京工芸大学芸術学部の卒業制作展に相違ない。
都内の大学では多摩美・武蔵美・東京藝大・造形大の作品レベルの高さが知られている。昨年辺りから工芸大も様々なコンテストを賑わせるようになってきており、財団法人デジタルコンテンツ協会が主催するデジタルクリエーターズコンペティション2006で金の翼賞や第10回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞等だった久保亜美香さんの「おはなしの花」や、次いでデジタルクリエーターズコンペティション2007で銀の翼賞等だった上甲トモヨシさんの「雲の人 雨の人」も工芸大の作品である。そして第11回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門奨励賞である一瀬皓コさんの「ウシニチ」も工芸大だ。
講師陣に恵まれているのもあるけれど、実際に色々話を聞いてみても「工芸大いいよね」という話になる。昨年よりマンガ学科とアニメーション学科ゲームコースが新規に開設されているので、こちらでも何らかの成果が現れるのを期待したい。
東京工芸大学
http://www.t-kougei.ac.jp/
ニコニコ動画と言えば、25日に今回CNETも協賛となった第3回国際ニコニコ映画祭の受賞作品が発表された。「【初音ミク】時報」で初音ミク賞の受賞者は、以前「夏風バースデー」という作品でランキング上位に上がってもいた。
実はこの作者も工芸大で、この「夏風バースデー」も卒業制作作品である。またノミネートの「頭に回るは笑い声」の作者も同じく工芸大である。
「頭に回るは笑い声」はデジタル・スタジアム第318回「明るいショートコンテンツ」で放送されるそうだ。丁度今から始まるのでBS2を見てみる事にする。特別キュレーターは「やわらか戦車」のラレコさんだ。
デジタル・スタジアム
http://www.nhk.or.jp/digista/
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