インターネットから情報を探すにあたって、Googleなどで検索することは誰もが当たり前に行っていると思う。Webサイトの見かたにしても、特定のサイトを上から下へなめるように見ていくよりも、検索でヒットしたWebサイト達を断片的にを見ていく、という見かたのほうが主流だろう。そんな「見かた」が「見られる側」、コンテンツにも影響を与えている、という話をしてみたい。
B3 Annexのエントリ(New York Timesの記事からの引用)から。SEO対策に乗り出すニュースサイトの現状について。
まず、このような現象が起きているらしい。
最近のジャーナリストは、Googleやその他の検索エンジンで、検索されやすいように、新しい工夫をし始めている。
それは、端的に内容がわかる、平凡な見出しをつける、ということだ、という。
検索エンジンにあわせて、「見出し」の内容が変わってきている。「平凡」の内容は後で考えることにして、なぜそんなことが起きたのか。
新聞、雑誌、テレビニュースのサイトのトラフィックのうち約30%が検索エンジンから、という時代に、メインストリートメディアが生き残るための策としてこうした「わかり易い見出し」を採用しているという。
検索エンジン経由のアクセスが増えるにしたがって、検索エンジンに解釈されやすい見出しが求められるようになった。
従来の「見出し」は人間だけが見ていたため、その中にユーモアや皮肉を込めることができた。文章の中で比喩や言い換え、変わった言い回しをすることができた。でも、検索エンジン相手ではそれは通用しない。検索に引っかかるようにするには、それも検索の上位に食い込むには、直接的で平易な文章が要求される。その結果「平凡」になるということだ。
これは比較的一般的な話らしい。ライオンの隠れ家の次のエントリはこのような例がある。
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コンテンツを提供する場合、コンテンツの本来的な質が大事なことは言うまでもない。だが、コンテンツがどのように見られるかを考えて、見られかたによって「どのような質に見えるか」、ということもまた大事だということらしい。
ジャーナリズムの世界では、検索エンジンという概念の登場で見出しというコンテンツが平凡になるという変化が起きた。では最近のWeb2.0という概念の登場では、どんなコンテンツにどのような変化が起きるだろうか?また改めて書いてみよう。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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