お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

Viacom 対 YouTube

2007/03/19 06:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
ブログ管理

最近のエントリー

Viacom_logo.png v. Logo_tagline_sm.gif

さて、議会に米国著作権法史上もっとも大規模な変化のひとつDMCAを制定させてからほぼ10年、コンテンツ業界はその法律の一部分、YouTubeのようなサイトを保護する免責条項(Safe Harbor Provison)は気に入らないと判断した。だが議会は改正したがらないと知るかれらは、新しい味方――最高裁の判例という著作権法のコモンローに目を向けた。たとえばGroksterのような。最高裁が喜んで介入し法的判断を下してくれるなら、なぜ議会に法改正の手間などかける必要があるだろう。すくなくとも、そこに憲法上の問題が存在しないときは。憲法が問題になる場合、それはもちろん(ご想像の通り)議会の責任になる。たとえばEldred 対 Ashcroft


 訴状のCount IVを見てみよう。「著作権侵害の誘引行為」。またの名を、Grokster判決の産んだ怪物。

この事件は、もし取引ゲームの一手ではなく訴訟を意図しているのなら、512条(c)の解釈によって判断されるだろう。問題となるのは、コンテンツの著作権侵害が確認されるよりも前に、アップロードを「コントロールする能力」をYouTubeが持っていたか否かだ。バイアコムは、YouTubeが著作権侵害コンテンツの特定という責任を転嫁していると非難する。そうではない。DMCAがそうしているのだ。少なくとも、議会がその条項を書き換えるか、あるいは最高裁がまたあらたな判例法を著作権に書き足すまでは。

[オリジナルポスト 3月13日午前9時55分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー

個人情報保護方針
利用規約
訂正
広告について
運営会社