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インターネット政策:議会への提言

2007/02/07 15:00
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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これから数か月にわたって、議会が来年にかけて制定すべき6つのインターネット関連政策についての短いプレゼンテーションをまとめてゆこうと思う。それぞれについて、予告編となる解説を以下に述べる:

著作権: 孤児作品 (Orphan Works, 著作権者を特定できない作品):Orphan Works立法はきわめて重要だ。それでも、わたしは著作権局の「Orphan Worksに関する提案」には強く反対する。現行の著作権者にとって非常に不公正であり、またどうしようもなく非効率的だと考えるからだ。わたしの提案では、"Orphan Works Maintenance Requirement"(孤児作品の維持要件)を古い作品にだけ適用する。要求されるのはある種の登録手続きだ。

著作権:リミックス文化:議会は非営利のリミックスにしっかりとした保護を与える法を定めるべきだ。そのようなリミックスの営利利用には最低限の法定ライセンスを適用する。

ネットワーク中立性:これまで通り。わたしはネットワーク中立性立法を支持する。だが残念ながら、主要な提案のほとんどはあまりに執行が難しいのではないかと思っている。わたしはもっと容易に執行でき、NN(ネットワーク中立性)の目的を果たすことができるルールを提案する。

spam:電子メールのシステムは破綻している。spamに対処しようとする無数の独自解決策はいまやシステムを詰まらせ、本来の目的の多くを妨げている。この問題については、以前のアイデアを修正したものを提案する。spamの問題はレコード業界の総利益の数倍もの費用を米国民に課しているにもかかわらず、議会からはごくわずかな関心しか得ていない。

年少者に有害なコンテンツ:「年少者に有害」とみなされるオンラインの情報から子供を守るために議会が制定できる、単純かつ負担は最小限で済む方法がある。完全にではないが、現行の制度よりは確実にましだ。また憲法上のリスクもない。

周波数帯域の規制緩和:かつては粗雑な無線技術のために、周波数帯域の規制が必要だった。新たな「賢い」無線技術は、仮にすべてではないとしても多くの場面で規制を不要とする。技術がそれを可能とするところでは、規制の緩和を推進すべきだ。

プレゼンテーションはどれも15分以下にできればよいと願っている。最初のひとつは今日このあと掲載するつもりだ。残念ながら、長さは約35分ほどある。

[オリジナルポスト 2月1日午前3時16分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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