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CCの新チェアマンにご支援を

2006/12/30 12:00
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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Jimmy Walesから贈られた引退プレート。(クリックで拡大)

先週の金曜、フィナーレへ向かって盛り上がる夜、世界中で開かれたパーティで、クリエイティブ・コモンズの4回目の誕生日が祝われた。この催しには数百人もの人々が協力してくれた。ポルトガルで開かれたパーティーでは、三歳になる息子のウィレムとわたしが最初のケーキをカットした。

それから5時間後、仮想世界Second Lifeでのクリエイティブ・コモンズ パーティにて、わたしはひとつの発表をした。持ち物バッグから「CCの灯」を取り出し、世界に、そしてサンフランシスコに向かって、日本のベンチャー投資家であり、「共有経済」の主要な推進者のひとりであるJoi Ito(伊藤穰一)が、わたしに替わってクリエイティブ・コモンズのチェアマンを引き継ぐと告げたのだ。わたしはCEOとして引きつづき理事会に留まるが、CCのたいまつを手渡したときから、かれがCCの新チェアマンとなった。

これはCCにとってとても幸福なことだ。わたしはどこにも行かない――CCはこれまで同様、わたしが差し出すことのできるすべてを得られる。だがわれわれは運動であって、カルトではない。そして運動にとって、リーダーがひとりだけではないのは重要なことだ。2000年初めに日本で会って以来、Joiには深甚な敬意を抱いている。CCの理事会に加わってくれるようかれを説得できたのはまさに大成功だった。Joiの哲学はひとえに、共有経済を築くことに向けられてきた。新しいものを築くという哲学こそ、現在のCCが向かっているところだ。

CCのチェアマンは、これまでもこれからも、わたしが得た最高の仕事だろう。この組織が発展してゆき、人々の情熱とエネルギーを呼び起こす様を見守るのがどれほどすばらしいことだったかは言葉に尽くせない。われわれは世界に向かって、創造性とはどのように働くのか、偏執的なコントロールによってではなく、作者みずからほかの人々にも創作と共有を呼びかけることによって生まれる創造性を示そうとしてきた。世界はますますこのメッセージを受けとめつつあるようだ。

とはいえ今は、リーダーの交代に伴う曖昧さを少々利用させていただきたい。温度計が更新されれば、とても気前のいい匿名の寄付があったおかげで、目標まで残るは10万ドルとなったのが分かるだろう。二週間で集めるには大きな額だが、わたしは可能だと信じている。指導者の交代を二つの見方で見てみれば、どちらにも最後の一押しに手を貸す理由があるはずだ:

  • みなさんの一部は、そもそもの始まりから常に変わらずわたしを支持してくれた。いただいた支援について、また寛大な感謝の言葉について、わたしがどんなにありがたく思っているかはとても言葉にできない。あなたがたには、最後の二週間にCCを支援することでどうかいま一度力を貸していただきたい。
  • みなさんの一部は、つねにCCの誠実な批判者だった。著作権やCCについてそれぞれに異なる考えを持ち、クリエイティブ・コモンズという組織が、わたしの提示したひとつのビジョンを超えてゆくことを強く期待していた。いまやあなた方に好機がおとずれた。この最後の二週間にCCを支援することで、この変化を祝福していただきたい。

いずれにせよ、現在のわたしとCCが何より必要としているのはあなた方の力添えだ。簡単なクリックひとつで始めることができる。

最後にあなたがた全員に、またCCの理事たちに、わたしにこのすばらしい機会を与えてくれたことに感謝したい。そしてわたしと共に、新しい役目に就いたJoiを助け、支えてほしい。

[オリジナルポスト 12月17日午後11時49分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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