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規制手段としての規範

2006/10/13 06:19
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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今夜のAndersonのイベントに参加するため、東京からニューヨークへ向かう機内にいる。ANAのフライトで、客席には無線LANと、少なくともビジネス/ファーストクラスには席ごとにイーサネットジャックが備えられている。技術的なブロックは何もないようだ(FTPサーバにはうまくつなげられなかったが)。だが面白いことに、案内にはこうある:

インターネット通話アプリケーションの使用はお控えください。また、ほかのお客様の気分を損なうかもしれないページを閲覧することはご遠慮くださるようお願いいたします。

権威の側が、規範を規制の手段として充分なものと考えているのを目にするのは面白く、新鮮でもある。また、この「お願い」の理由を考えてみるのも面白い。説明されているのは二番目の制限だけだ――ポルノ等を閲覧すれば他の客の気分を害するかもしれない。なるほど。だが、ひとつめの制限には説明がない――次のページを開いて、機内電話サービスが提供されていることを知るまでは(料金は約10ドル/秒)。

(規範というテクニックは、パブリックドメインの書籍をPDF化して提供するすばらしい新サービスでGoogleが使っている方法であるといえるかもしれない。Googleもまた、PDFファイルを営利目的で利用しないようにとお願いをしている。)

[オリジナルポスト 9月28日午前5時50分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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