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Google Book Search:事実を正す

2006/02/16 06:08
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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Googleの賢いスタッフが、Google Book Search論争に関する事実確認のためのグループをGoogle Groupsに立ち上げた。登録すればこの論争を長引かせているウソ 誤りについて定期的に情報を得ることができる。最初の投稿から一部を引用する:

Authors Guildの会員である小説家Susan Cheeverが12月に発表した文章“Just Google ‘thou shalt not steal,”(Googleよ、汝盗むなかれ)では、コピーがフェアユースと認められるには語数あるいは割合の上限があるかのように書かれています。Cheeverによると:

「著作権法には「フェアユース」の条項があり、数行や数フレーズを他人が例として引用することを許している。……フェアユースと認められる語数は判例によって異なるが、現在では400語である。Googleはフェアユースを口にするが、400語を守っているわけではない。Googleはライブラリ全体をデジタル化したうえで少量ずつ提供しようとしているのだ。」(強調付加)

この短い引用の中でさえ、Cheeverの文章は著作権法について根本的に誤って述べており、Google Book Searchについて読者をミスリードしています..

第一に、400語制限といったものは存在しません。それどころか一部の判例では、著作の全体を複製して公開した場合でもフェアユースであると認められています。(そうした判例のひとつについてはこちらで読むことができます)。

次に、Googleは著者の許可がないかぎり2〜3センテンス以上を表示することはありません。またさらに、著作権者がGoogle Book Searchに参加しないことを選んだ場合、どのように検索してもその本からの文章は一語も表示されることはありません。

[オリジナルポスト 2月9日午前6時36分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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