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プレゼンテーション技術の実験

2006/01/12 12:02
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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以前にも書いた通り、スライドと声をリンクさせたプレゼンテーションを作るシンプルな方法を探してきた。Leonard Linはわたしの2002年OSCONでのスピーチ [日本語字幕版]でこれを実現しており、パワーポイントからタイミングを抽出してFlashにインポートする簡単な仕組みさえ作っている。ところが使ってみるとこの哀れな男にはややこしすぎて、この四年というもの講演の記録を求める声があってもこちらから提供する容易な方法がなかった。

だが、もしかすると多少は前進できたかもしれない。Phil Pickeringが(comment 7で)Doug KayeのBlogarithmsにあったアイデアを教えてくれたので、KeynoteとiMovieを使ってこんな風にやってみた:

(1) 次が何か分かるようにKeynoteのスライドをプリントする

(2) スライドをJPEGにエクスポート

(3) スライドをiMovieにインポート

(4) 音声をiMovieにインポート

(5) ブックマーク機能を使い、音声を聞きながらスライドが切り替わる部分をマークする

(6) すべてのスライドをマークし、長さを最大(30秒)まで伸ばす

(7) 最初から始めて次のブックマークまで進み、イメージの分割(apple+T)、右側半分を削除。最後まで繰り返す。

(8) mp4で書き出し

一度キーの順番をプログラムしてしまえばとても簡単だということが分かった。完成した最初のサンプルは、Google Book Searchが「フェアユース」かどうかについてのスピーチだ。mp4ファイル(サイズ大)のtorrentはこちら。torrentファイルはProdigemがホストしている。(BitTorrentクライアントはこちらから。BitTorrentが見事に述べているように、「BitTorrentは自由な言論の道具です」)。

このやり方で唯一問題なのは自分の声を再び(何度も)聞かなければならないところだ。滑舌の悪さにはぞっとする。ともかく実験としてはこうなった。

望むのはこれまでおこなったすべてのプレゼンテーションを音声とソースつきで公開して、誰でもこの作業をやりたいと思う人がやれるようにすることだが、これは本来より難しいと分かった。アドバイスや助力はどんなものでも歓迎したい。

今のところ、実現するために欲しい機能のリストはこうなる(Keynote開発者へ――どうかどうか):

(1) 理想は音声とイメージの同期を取るに足らないことにするシンプルなSMIL的技術

(2) サイズの小さいflash的な出力(わたしが作ったMPEG4ファイルのように大きくないもの)。少々の画像と音声なのだから原則的には大きくなる理由はないはずだ。

(3) 送り部分のシンプルなブックマーク機能

(4) マークされたポイントに自動的にスライドを割り当てる

(5) できあがったプレゼンテーションをどんな形式でも出力できること(ウェブ経由でしか見れないといったことのないように)

(6) 多くのプラットフォームで走るといい

(7) ブックマークするとき音声を低速で再生できるといい

(8) なにか大がかりな新システムを購入しないでできるのが望ましい

ご覧になれば分かる通り、わたしのスタイルで特長なのはとても多くのスライドを使うことだ。一語や二語のものもあり、一秒や二秒しか画面に留まらないものもある。音声のほうを切り出してスライドに貼り付ける方式(つまりPowerPoint)ではどうにもならない。

[オリジナルポスト 1月9日午後4時35分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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