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ボトムアップ・ブロードバンド

2005/06/30 05:42
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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ルイジアナ州Lafayetteで、非常に興味深く重要な戦いが続いている。公営のLafayette Utility Systemsが「既存の光ファイバーネットワークを市内全域に拡張」できるようにする社債発行を認めるよう、市民が住民投票を働きかける一方で、複数の通信会社がこれに抵抗している。はるかに高価なDSLやケーブルを売りたいがためだ。争いの様子はJohn St. JulienとMike Staggによってblogされており、状況を説明する優れたウェブサイトもある。そして今日、住民による光ファイバー導入計画の利を説くムービー・コンテスト"Fiber Film Festival"の勝者が発表された。

言うまでもなく、理論の国に住む理論家たちはこれに反対だ。理論の国にあってはあらゆるものが市場によって提供されなければならず、政府や自治体は干渉すべきではないとされる。そしてもちろん、理論の国では誰でも安価で高速なブロードバンド接続を利用できるのだろう。だが、われわれのほとんどは理論の国に住んでいるわけではない。われわれ不幸な現実の国の住民のうちでも、Lafayette市民は外の人間がただ夢見ることしかできないものを実現する機会を手にしている。誰でも利用できる廉価で高速なブロードバンド・アクセスだ。

住民投票での幸運をお祈りする。Lafayetteは残りのわれわれを理論の国の幻から目覚めさせる実例になるかもしれない。

[オリジナルポスト 6月29日午前5時22分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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