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もう二度と

2005/03/18 06:04
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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今日、人生でこれが最後となることをした。Brett Frischmannの論文“An Economic Theory of Infrastruscture”について書いたコメントがMinnesota Law Review誌に掲載されることになっている。Frischmannの論文は見事なもので、コメントを書くことができて嬉しく思っていた。

だが今日、刊行の間際になって、"Publication Agreement"(出版契約)と向き合わざるを得なくなった。Minnesota Law Reviewにわたしの書いたものを掲載するためには、かれらに著作権まで引き渡さなければならない。正確にいうと、Minnesota Law Reviewはわたしの文を「出版、複製、配布する独占的権利」を手に入れ、それをLexisとWestlawに売却する。

これが最後だ。心を決めるまであまりに長くかかり、今回の件についてはもう別の条件を主張するには遅すぎるが、いまこの瞬間から、わたしはオープンアクセスの誓いを立てる:

今後、最低でもクリエイティブ・コモンズAttribution-Noncommercial[帰属-非営利]ライセンスの自由を認めない学術ジャーナルには、わたしの著作物は一切掲載しない。

これはもちろん、RMSが堅持する立場よりずっと緩いものでしかない。わたしの考え方にはまだ迷いが多い。本に関しては現時点ではまだ確信が持てないし、非営利制限を取り払うべきかも決めかねている。だがそれでも、今の時代の学術出版が、著者にこれ以上を要求する学問・研究上の理由などはない。これ以上を要求する学術出版については、わたしはサポートしない。

今のところ、近いうちにわたしの著作を掲載できるようになるかもしれないLaw Journalにひとつ心当たりがある。もっと増えることを願っている。だがそれまでは、ローレンス・レッシグによるlaw review 掲載論文はない。安堵するものも多いことだろう。誰の損失でもないのは確かだ。

[オリジナルポスト 3月15日午後2時29分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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