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©局のすばらしい意見募集

2005/01/29 06:45
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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古いニュースだが(レッシグBlogにあるのはなんだって旧聞なのだ)、著作権局が「孤児作品(orphan works)」――いまだに著作権法の下にあるが、著作権者がだれなのか不明な作品――の問題に対処する取り組みは必要かどうか意見を募集している

PublicKnowledgeにも書かれているように、これは本当にすばらしいニュースだ。長年に渡り数多くの人々が、著作権を巡る論争の焦点を、p2pファイル共有が提起したとされる(“とされる”)白か黒かの二元的なものから、より実際的で根本的な問いへ、つまりこの考えられないほど非効率的で奇怪なほど複雑な表現規制のシステムがどんな問題をもたらしているのかへ向けようと努力を続けてきた。議会がわれわれのシステムを「オプトイン(選択式加入)」から「オプトアウト(選択式離脱)」に変更して以来、著作権は保護を(つまり規制を)必要とするものだけに自動的に対象が絞られてゆく制度から、形をもったあらゆる“作品”に対してまったく無差別に、自動的に、そして最長の保護期間に渡って適用される仕組みに変形してしまった。

これがKahle v. Ashcroft裁判でのわれわれの焦点であり、わたしがあらゆる機会をとらえて訴えているものだ(例えばこのLA Timesのop-edなど)。

しかしわたしがこの問題に気づくことができたのは、このBlogを訪れる読者が多くのコメントとメールを寄せてくれたおかげだった。今度は政府にあなたの声を伝えるときだ。わたしの手元に集まったメールの数々を読み、なおこれが問題ではないといえる者はいないだろう。だが著作権局はメールボックスは受け付けてくれない。届くのは直接提出されたコメントだけだ。コメント提出の要件は単純で、費用もかからない。われわれはeldred.ccでできるかぎりのコメント提出を組織するつもりだが、声を広めるためにどうか力を貸してほしい。現在のシステムがわれわれの文化の発展を妨げているあらゆる事例を著作権局に届けることが必要だ。議会がミッキーマウスの著作権を延長したからではない――その戦いはもう終わった。そうではなく、ミッキーマウスを保護するために、それ以外のわれわれの文化が、著作権の目的からも言論の自由からも正当化できないままにアクセスを妨げられているからだ。多くの人にとってこの問題はあきらかだ。あなたの声で、政府にもこれを理解させなければならない。

[オリジナルポスト 1月28日午前5時12分]

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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