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関わりのない質問

2004/09/17 00:09
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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恥ずべきことだが、わたしもこちらの無関係な質問blogに協力した(「大統領、これまで逮捕されたことは何回ありますか?」)。とはいえ、この大統領選の現在までの様子にどれほどうんざりさせられるかは言葉にするのも難しい。

なぜわれわれは、こうした馬鹿げた問いにばかり無駄な注意を払うのだろう。

Mr. Bushの経歴が自慢できたものでないことは良く承知している。かれの飲酒癖は広く伝えられているし、こうした問題はただそれだけに留まるものではない。だが、かれがもう当時とは別の人間であることもわたしは知っている。誰かがあの悪魔を克服するさまを目にしたことがあるなら、それがどれほどの勇気を必要とするか分かるはずだ。だからかれに何度逮捕歴があろうとわたしは構わないし、兵役を逃れるために一族の権力を利用したかさえどうでもいい。かれがわれわれの大統領であるべきかどうかは、実行する政策がこの国にとって良いものか否かだけにかかっている。

Mr. Kerryについても同様だ。かれがあの不人気な戦争に際して、みずから志願して国に身を捧げることで示した想像を超える勇気も、さらにその戦争がなぜ間違いであったのか堂々と口にした勇気もよく分かっている。だがわれわれは部隊の隊長を選んでいるわけではないのだ――かれらは事あれば命令に従うのであって、命令を下す側ではない。また、Kellyが今回の戦争についてなぜそれが間違いであったのか堂々と説明することができればすばらしいとは思うものの、大統領の地位は上院での優れた証言に対して与えられる褒美ではない。かれがわれわれの大統領であるべきかどうかは、実行する政策がこの国にとって良いものか否かにかかっている。

それなのに、なぜわれわれは政策の対立について本物の議論をすることができないのだろう。わたしは自分の選択には確信を持っているが、それでも自分の見方が本物の議論によって反駁されることや、本当の問題に焦点が当てられることは大いに歓迎だ。CBSはあの愚かしいストーリーにほとんど得意満面にみえる。かれらは恥を知るべきだ。そしてわれわれも。

[オリジナルポスト 9月10日午後2時19分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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