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CNET Japan ブログ

デジタルオーディオと著作権ギャップ

2004/08/20 15:00
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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(Timothy Wu教授によるゲストBlog)

著作権ギャップのこれ以上ない実例を御覧あれ。英国では、デジタルラジオはBBCでライブ放送されてほぼ三年が経つ。BBCいわく、「デジタルオーディオ放送は従来よりはるかに豊富な局の選択と再チューニングなしの高音質&高感度を提供します。」

だがこれまでのところ、ラジオ局とトランジスタを発明した国では、デジタルラジオは立ち往生している。問題のなかでも、規制当局FCCはレコード協会(RIAA)からの「適切なコントール下におかれない限り、デジタルラジオは音楽産業を襲う“パーフェクト・ストーム”になる」という主張に苦慮している。RIAAいわく、デジタルラジオによる「リスナー同士の海賊行為がもたらす甚大な被害」は回避されなければならない。この月曜、RIAAは新しいニュースレターで、デジタルラジオが招く「脅威」は「現実かつ切迫した」ものだと繰り返している。

加えて、通常の放送ではなくネットワークを通じてデジタルラジオ局を運営しようとすれば、アナログあるいは地上波と比べて不利な立場に立たされる。1995年に定められた法律によって、デジタル放送者は既存のラジオ局がASCAPやBMIに支払うよりも多額の追加ライセンス料支払いが義務づけられている。未来の技術であるネットラジオを費用劣位に追い込んでいるのはこのコストだ。では、その追加料金を受け取る相手は?――ご想像の通り、RIAAだ。

だから、なぜラジオはもっと良くならないのかと不思議に思ったときは:「問題は技術ではない。」

[オリジナルポスト 8月17日午後11時58分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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