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VoIPのための新たな法制度

2004/08/16 10:04
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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(Rick Boucher議員によるゲストBlog)

来年から議会は、1996年電気通信法の改定という困難なプロセスに着手する。下院のエネルギー・通商委員会の一員として(司法委員会と同様)、わたしはこの課題をインターネットを基盤としたコミュニケーションの時代に向けた新たなガイドライン作りのための非常に価値ある機会だととらえている。

そのための準備として、わたしはフロリダのCliff Stearns議員と共にH.R. 4757、Advanced Internet Communications Services Actを作成している。この法案はVoIPおよび他の高度インターネットコミュニケーションサービスへの投資を刺激し、迅速な発展を促すためのものだ。われわれは、VoIPは従来の規制の枠組みでいう純粋な通信サービスでもなければ、純粋な情報サービスでもないという前提に立っている。新たなルール作りが必要だ。

パケット交換のアーキテクチャによって、VoIPは現行の回線交換の技術よりも安価で、はるかに便利な音声通話の手段を提供する。インターネットベースの電話はデジタルの品質とより柔軟なサービスプランを実現でき、消費者の通信費用は広く用いられているアナログの回線交換方式よりも大きく削減されるだろう。

インターネットベースの各種コミュニケーション方式にはより軽い規制方針で臨むべきだとわれわれは考えている。地域電話交換に適用されてきた伝統的なルールをあてはめることはできない。だがそれでも、今後数年のうちにもほぼすべての音声通信がVoIPに移行するであろうことを考えれば、緊急番号の911や法執行機関による適切な令状に則ったアクセス、聴覚障害者のアクセスやユニバーサルサービスを保証するための出資義務といった条件を保存しておくことは有効だ。この法案についての詳細はわたしのサイトを参照してほしい。

われわれの意図は、VoIPに限らずすべてのインターネットベースの通信手段に新たな、より軽い規制方針を適用することだ。インターネットベース・コミュニケーションの時代に向けた新しい枠組みを策定してゆくうえで、われわれのアプローチは正しいかどうか、そしてまだ普及していないが、今から考慮に入れておくべきインターネットベースの新しいサービスや技術にはどんなものがあるかぜひ教えてもらいたい。

[オリジナルポスト 8月12日午前6時52分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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