(Timothy Wu教授によるゲストBlog)

Mark Frauenfelderとその他が伝えているように、Guthrie一族もおそらくWoodyその人もJibJabによるパロディが問題だとは思っていない。Woodyの孫娘のCathy Guthrie曰く、JibJabのパロディもまた"made for you and me."。
だが事実はこうだ:このJibJab騒動の多くは、実際には著作者の権利が不十分なことから起こっている。
なにも奇をてらおうとしているわけではない。わたしが言わんとしているのは、誰が権利をコントロールするのかということも、権利がどのようなものかと同様に(もしかしたらそれ以上に)大切だということだ。この例では、楽曲"This Land"の権利を握っているのは音楽出版社"The Richmond Organization"(TRO)であって家族ではない。そしてTROの反応は作者の孫Cathyとは正反対だ。「この曲が被った損害は甚大だ」と著作権ライセンシングの責任者Kathryn Ostienは語る。なぜなら「このパロディは原曲に全く異なる意味合いを与える」(なぜ「異なる意味合い」=「甚大な被害」なのかはよく分からない)。
たしかに、作者やクリエータが派生作品のマーケットを狭めるような怒りの発作に見舞われることはある。だがかれらが著作権を主張する理由には無理からぬ対立もある(例:モノクロ映画のカラー化)。だがそれらすべても、出版社や流通業者による歴史的な著作権の悪用に比べればものの数ではない。
いま消費者と著作権のあいだにある緊張は、出版社と著作者の数世紀にわたる戦争にまで遡る。このサイトを読んでいるなら、一般の人々と著作者が実際には同じ側に立っていることがどれほど多いか注意深く考えてみるべきだ。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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