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影響力を失い臆病になるディズニー

2004/05/07 07:47
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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(Siva Vaidhyanathan教授によるゲストBlog)

メディアの寡占化問題はあまりにも手軽な批判の的になりがちだ。左派と右派、大と小を問わない非難の多くは、人間の基本的な弱さや臆病さの結果というだけだ。メディア寡占化が大した問題ではないというつもりはない。それだけが問題ではないといいたいのだ。悪役の巨大メディアも、実際に噛みつくよりは吠えるだけのことが多いと示すことはたびたび起きている。

これもそんな例のひとつのようだ。ディズニーは子会社のミラマックスに、マイケル・ムーアの最新プロパガンダ映画“華氏911度”の公開を中止させている

ディズニーの力が強すぎるから? そうではない。ディズニーはフロリダで共和党の不興を買うのが怖いのだ。不可能などない寡占企業(マイクロソフトやハリバートンなど)なら政治的脅しに屈する必要はない。

心配することはない。ムーアの映画は大げさな主張もそのまま、ミラマックスとディズニーの衝突とは無関係に観客を集めるだろうし、他のどこかが収益のために配給を担当するだろう。

ディズニーとミラマックスの関係にはなにかしらの手直しが必要になるだろう。わたしの勘では、ミラマックスのWeinstein兄弟はディズニーという沈みゆく船から逃げ出す口実を探しているのだと思う。制作会社がハリウッドで持つ力は、わが同業者たち(批評家や学者)の多くが認めたがっているよりも大きい。

――Siva Vaidhyanathan

[オリジナルポスト 5月5日午前6時09分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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