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右派へ語りかける

2004/03/30 09:08
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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ウォールストリートジャーナルは金曜にFree Cultureの書評を掲載している。(リンクは載せることができない。ウェブに関するWSJの見解によると、まず支払わない限り検索さえさせる理由はないことになっているからだ)。見事な書評であり、興味深い批評的ひねりもある。

Stewart Bakerによる批評の趣旨は、わたしの議論は右派に向けられるべきだというものだ。著作権法は「インターネット時代のアスベスト訴訟」だとBakerは言い、「強力な著作権はひとつの特定権益であり、共和党の戦略家たちが喜んで攻撃したがるはずのものだ」と続ける。そして著作権を選挙の争点として描いてみせる。

何を恐れることがあるだろうか。ハリウッドが共和党候補者への寛大な支援を打ち切る? 選挙戦の争点として考えてみよう。40歳以下の投票者はすでに他のどの世代よりも共和党支持が多い。ブッシュ政権がこの著作権の問題についてかれらの側につき、著作権産業が音楽をダウンロードした大学生から搾り取れる損害賠償に上限を設けることを提案すればどうだろうか? 1曲につき1ドル、あるいは10ドルでさえ良い――現在の15万ドルではなく。共和党の参謀Karl Roveはこの問題をテーブルに載せ、あとはJohn Kerryが資金提供者とわれわれの子供たちのどちらを選ぶか座して見物することができる。もしこれが現実となれば、レッシグはラルフ・ネーダーに続いて共和党が感謝することを学んだリベラルのひとりに列せられることだろう。

もちろんわたしが喜んで目にしたい結果ではない(だがNaderを激しく批判したあとではそれに値するのかもしれない)。そしてもちろん、わたしはBakerがいう通りリベラルのひとりだ。

だが、この問題が左側と同様に右側にとっても意味を持つはずだというBakerの指摘はまったくその通りだ。Progress and Freedom FoundationのJim Delongとわたしによる討論のビデオ(Baker書評の1日前に録画された)を見れば、わたしがそれを主張しつづけてきたことが分かるはずだ。

[オリジナルポスト 3月27日午前7時56分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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