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ネーダー:「出馬断念を求めるのは“検閲”」

2004/02/06 17:10
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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NPRで放送されたRalph Naderのインタビューを聞いていて、かつての我がヒーローに対して自分がいまだに強い怒りを憶えていることに気づかされた。あきらかに、Mr. Naderはふたたび大統領選に出馬することを考慮しているらしい。番組のホストMelissa Blockから、彼に出馬しないでくれと懇願している大大多数の人々(the Nationも含む)にどう返答するのかと問いつめられたNaderは、そうした要求は「検閲」だと答えた。

この男は本当に言語道断だ。Naderの出馬はBush再選の可能性を高めることにしかならない。この男はもはや彼自身どころか国家にまで危険を及ぼしている。もしかれに友人がいるなら、思いとどまれと忠告してやるべきだ。

こんなことを考えさせられた:もしNaderが2000年の大統領選に出馬していなければ、Bushが大統領になることはなかった(これは事実だ)と考えるのなら、そしてBush政権が大きな害をなしている――国家に、環境に、またイラクで死んだ兵士たちの家族に対して――と思うなら、かつてNaderが消費者運動家として欠陥を告発した自動車CorvairとNader本人、より有害なのはどちらだろう?


Nader0004.png

もしまたCorvairが売り出されたら、われわれは自動車会社に対してなんというだろうか。

もうひとつ、あなたは出馬すべきではない、と告げるのが「検閲」だって? Nader殿? そんなわけがない。あなたに求めているのは、あなた自身がアメリカの企業に対して常に要求してきたのと同じこと――行動の結果に責任を持てということだ。George Bushが大統領になった原因は自分にはないというあなたの説明は、まるでタバコ会社の重役が語っているようだ。そしてBush再選の危険を増すふるまいは、1960年代の自動車会社よりもっとたちが悪い。有害なのは同じでも、会社の利益にはすくなくとも税金がかかっている。

[オリジナルポスト 2月4日午後9時57分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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