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盲鼠猖獗

2004/01/30 13:44
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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現在首位にいる候補者について、わたしは先日ある残念な事実を指摘した。他のあらゆる賞賛すべき点にもかかわらず、著作権の問題について「聴覚障害」――あるいは“特定利益団体”の声しか聞こえていないらしいことだ。環境問題について質問されたとき、彼の答えはまるで60年代の人間のようだった:「企業活動は我々の経済に不可欠です」。それは言うまでもないことだ。そして著作権もまた(ある種の)創造活動に不可欠だ。だが、もしそれがこの問題のすべてだと思っているなら、なにも理解していないことになる。

ここで問題なのは、コメントのひとつが示唆したような「腐敗」ではない。わたしはワシントンD.C.の誰もが汚職という意味で「腐敗」していると思っているわけではない。問題はコミュニケーションの経路における腐敗なのだ。Kerry上院議員のような見方をしているなら、誰の話を聞いてきたのかはよく分かる。

もちろん民主党の政治家は、知的財産に関する「旧来の“知恵”」には伝統的に疑問をあらわさずにきた(少数の勇敢な人物、LofgrenやBoucherを除く)。事実、知的財産に対するもっとも鋭い問いかけの一部は右側からのものだった(かつてのCato、Posner判事、Eldred裁判に意見書を提出した右派の経済学者たち)。もし旧来のやりかたが選挙戦を制するというのなら、Kerry上院議員に期待することになるだろう。Bush政権は一期で終わらせなければならないとわたしは強く信じているからだ。だが、左側の「利益団体」のために右側の「利益団体」と戦うというのでは、「利益団体に立ち向かう」とはいえない。

[オリジナルポスト 1月29日午前8時04分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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