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知的財産について

2003/11/08 06:43
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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寄せられたすべてのコメントに再び感謝を。いくつかの非常に優れたアイデアを得ることができ、ハイテク関連職のアウトソーシングについては明日ニューハンプシャーで議論を続けることになった。

知的財産の問題についてもっと聞きたいというコメントが複数あったが、今日はそれについて話そうと思う。知的財産の法で第一に優先されるのは、社会のためにイノベーションと発展を促進することだ。その目的を果たすために、法は発明者の権利を守る必要がある。また、それらの権利の及ぶ範囲と社会全体の利益の間には公正なバランスが保たれなければならない。

知的財産に関する法律の一部はそのバランスを失っているのではないかと私は強く懸念している。私が尽力してきたそうした例のひとつが医薬品特許の法律だ。苦痛を減じ、病を癒す薬を作りだした製薬会社はもちろん公正な見返りを得るに値する。だが医薬品特許の保護期間は永遠に続くべきではなく、また法的手続きの抜け穴を利用してその期間を延長することは許されるべきではない。だが残念なことに多くの製薬会社が、実質的な特許が切れる直前に無意味な関連特許を申請することで、期限切れする特許をもとにした後発のジェネリック薬との競争を阻害する行為を常習的におこなっている。上院の保健委員会でこの問題についての証言を聞いた後、私はこのような制度の悪用を禁じ、より安価なジェネリック薬が不適切に遅らせられることなく市場に供給されることを保証する法案を共同で作成した。この法案は現在協議されている処方薬に対する控除策の数少ない有用な部分のひとつとなっている。

過剰な特許保護の問題は医薬品だけにとどまるものではない。連邦取引委員会は先月、現行の特許システムに対する大幅な変更を勧める刺激的な調査結果を公開した(http://www.ftc.gov/opa/2003/10/cpreport.htmで読むことができる)。これもまた読者諸氏の意見をぜひ聞かせてもらいたい重要な問題だ。IPの問題については明日さらに議論を続けるつもりだ。

――John Edwards

[オリジナルポスト 11月6日午後4時42分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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