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Rock the Vote

2003/11/06 09:52
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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前回のポストに対する多くのすばらしいコメントをありがとう。昨日は"Rock the Vote"ディベートで忙しい1日だった。私はテクノロジー関連の問題について話すつもりだったが、質問者たちは別の話題を用意していた。これまで訪れたほとんどの場所と同じく雇用に関する質問が挙がり、私はテクノロジーと雇用の多くのつながりについて考えさせられた。90年代後半のテクノロジーブームがアメリカにどれほどの富をもたらしたかは誰もが認識している。だが今日われわれが目にしているのは、インドのような海外へのハイテク関連職の流出という非常に異なるトレンドだ。キャンペーンに訪れたどの州でも、高等教育を受け、高いレベルの技能を身につけたにもかかわらず、海外への雇用流出によって職を失いつつあるという人々と出会った。

Andy Groveが数週間前にその周到なスピーチで強調したように、かつて他の産業で起きたと同様に、技術セクターの鍵となる要素がアメリカから去ってゆくかもしれないというリスクが現に存在している。それが起こるのを傍観しているわけにはいかない。そしてこのリスクは回避できるものなのだ。もしわれわれが現政権とは大きく異なった政策を実行するならば。

長期的にみれば、企業者が必要とする民間投資を引き寄せるためには、財政秩序の再建が不可欠となる。われわれは科学およびエンジニアリングを含めた教育に対する今以上の投資を必要としている。中国が毎年50万人のエンジニアを輩出するのに対し、わが国のそれは10万人を下回る。子供たちに早い時期から科学への興味を持たせ、関心をひきださなくてはならない。私は高校までの教育に対する予算を倍に増やし、科学教育へ更に多くのリソースを割り当てるつもりだ。次の世代に技術への興味を持たせることができなければ、われわれは技術分野の先導者からいずれ追随者となってしまう可能性がある。

月曜にも議論したように、われわれはブロードバンドアクセスをアメリカ全土に拡大しなければならない。ブロードバンドアクセスの格差のために、ニューヨークの事業にとってサウスカロライナの地方にある工場よりもインドの関連企業の方がある意味では近いという状況があるのだ。

われわれのビジネスが最先端にありつづけることを保証するためには、研究開発への更なる投資が必要となる。また、海外と国内双方の労働者にとって公正な労働および環境基準を貿易協定に含めることも必要だ。税制を改正し、企業の海外移転に対するインセンティヴを除かねばならない。このインセンティヴは特定利益団体のために存続しているものだ。その代わりに、わが国の雇用を維持するインセンティヴを作り出す必要がある。

まだ多くの議論すべきこと、なすべきことがある。私は今後のスピーチでより多くの考えについて説明してゆくつもりだ。読者諸氏の意見をぜひ聞かせてもらいたい。

――John Edwards

[オリジナルポスト 11月5日午前7時21分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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