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自由を取り戻す

2003/08/21 23:43
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lessig

「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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 われわれの大統領選キャンペーンがクリエイティブコモンズのライセンスやGPL[GNU General Public License]を採用するに至った理由については、ここレッシグBlogで議論するにふさわしい話題だろう。

 多くのアーティストやエンジニアたちの良き友として、私は彼らが生活のために稼ぐ必要を理解し支持している。また父親として、インターネットを使ってファイルを共有した子供たちを刑務所に入れるのが政府の仕事だとは思わない。下院議員として、私は合衆国憲法を守るという宣誓をしている。その憲法の第1条8節にははっきりとこう記されている。「議会は科学と有用な技芸を発展させる目的において、著者および発明者に対して、その作品や発明に対する一定期間に限られた独占的権利を与える権限を持つ。」


「我々はたしかに完全に近い国家を建設した。だが、それは維持されるだろうか。それとも、豊かさを享受する将来の世代は、自由を忘れ去ってしまうだろうか?」
――トマス・ジェファソン、ジョン・アダムズに宛てた書簡より

 建国の父祖たちは、科学と有用なアートを発展させることの重要性を理解していた。彼らの意図は明確だった。だが不幸にも、企業の利害がわれわれの政治のプロセスに侵入してきている。企業の利害からもたらされる政治資金の圧倒的な影響力は、科学とアートを守る議会の能力を腐敗させている。今日、科学と有用なアートの多くが、独占とは無関係な場所から生まれている(読者のあなた方のような人々のおかげで)。にもかかわらず議会は、企業の権力と優位を守るために、発明家やアーティストの行動を制限しようとしている。われわれは憲法が本来約束していたものを今一度取り戻さねばならないのだ。

 私の場合、フリーコンテンツおよびフリーソフトウェアのライセンスを選択した理由は、それが制約的な“プロプライエタリ”ライセンスと比較して、重要な目標に貢献するよりよい方法だと信じているからだ。私の大統領選キャンペーンでは現在、支持者たちに彼らの作業の成果をフリーライセンスで公開してくれるようリクエストする方針を策定しているところだ。これにより、民主主義を支える個人やコミュニティの声を伝えるために、草の根のアクティビストたちが彼ら自身の活動のための道具を作る素材を提供することができる。たとえば、誰でも写真やビデオ・オーディオ、ソフトウェアを彼ら自身の作品を作るために再利用できる――様々な権利について交渉するために弁護士を雇う必要もない(悪いね、ラリー)。だからここに私が書くものも、自由にRip、Mix、Burnしてもらいたい。

これこそアメリカ革命が目指していた自由であるはずだ。

デニス・J・クシニッチ

アイオワ州デモインにて

このエントリーおよび私の個人Blogを、クリエイティブコモンズのライセンスで公開する。

[オリジナルポスト 8月14日午前10時06分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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