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Dean for Americaより

2003/07/22 09:48
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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スケジュールの都合により、今日はディーン候補によるポストはありません。キャンペーンマネージャのJoe Trippiも飛行機で移動中のため執筆できないようです。これまでいただいたすべてのコメントに感謝します――このBlogの読者の方々を、キャンペーンの公式BlogであるBlog for Americaでも歓迎します。このBlogでの議論は本当に目が離せません。

明日はディーン候補がゲストとしてBlogする最後の日となります。このスレッドで提案や議論を続けてくださるようお願いいたします。
私たちDean for Americaインターネットチームは全員レッシグ教授の大ファンです。この一週間は、多くの人が言った通り歴史的なものでした。レッシグはかつてEFF創設者のひとりMitch Kaporの言葉を引用して「アーキテクチャは政策だ」といいました。この選挙キャンペーンに参加してとても印象的なのは、インターネットが政治のアーキテクチャを完全に変えていることです。選挙戦のエネルギーと勢いはボトムアップに生み出されるとはよく言われます。しかし見落とされがちなのは、イノベーションもまたボトムアップに、個人どうしの間で(レッシグ風に言えばEnd to Endで)生み出されるということです。
 自然発生的な組織づくりの結果、単により多くの参加者というだけでなく、身近なレベルの政治活動についてのより多くのアイデアが生まれました。先日のDean Meetupにおいて行われた、アイオワ住民に宛てて3万通の手紙を書くというアイデアは草の根から生まれ、多くの報道で取り上げられました。しかし報道されていないこともあります。いま国中の青空市やサマーフェアで手渡されているディーン支持のフライヤーの大部分も、草の根の支持者たちによるネットを通じた共同作業で作り出されたものだということです。シアトルのあるグループが公式なキャンペーンとは無関係に考案したフライヤーのアイデアは、ニューヨークのグループによってデザインされ、Dean listservを通じて配布され、ネットを通じて知りあった支持者のグループによってミズーリ州の掲示板に張り出されました。いま広まっている“ディーン・カード”をデザインしたのはジョージアのグループです。
 10年前なら、誰かが思いついたアイデアはその場だけのものだったでしょう。フライヤーのアイデアを思いついた人も、ただ妻や夫に話をするだけでそのまま仕事に出かけていたでしょう。今はその思いつきもネットを通じて広がることで、何万枚ものフライヤーへとつながるようになったのです。
 個人どうしの結びつきと、その結果としてのイノベーションを可能にするアーキテクチャを作り上げるという私たちの取り組みはまだ始まったばかりです。しかし、スタッフの一員としてこのキャンペーンに参加してとても素晴らしく思えることは、マネージャのJoe Trippiも他のスタッフも、このイノベーションを単に認めているというだけでなく、それが私たちの民主主義を取り戻すために欠かせない一歩だと信じているということです。

Zephyr Teachout
Dean for America,インターネットチーム

[オリジナルポスト 7月17日午後07時15分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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