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市民たち

2003/06/30 14:20
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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先週、最高裁では重要な判決が続いた。ほとんどの報道はミシガンのアファーマティブアクション(マイノリティ優遇措置)を合憲とした判決に集中していた。もちろんこれは大切な問題であり、また判決は正しいものだった。だが、私はローレンス対テキサス州裁判に対して示された判断のもつ深遠な重要性に強い印象を受けている。この判決はプライベートな場所での、成年同士の同意に基づいた性行動に対して政府による規制の力は及ばないということを確認したものだ。

法律雑誌にはこの判決に関する記事やプライバシー法理の有効性への予測が数多く掲載されるだろう。だが私が心を打たれたのは、この判決の影響を受ける人々からのもっと確かなリアクションによってだ。

家の改築が終わるまでの間、私たちはサンフランシスコのCastroに住んでいる。この辺りを通ったことのある人ならだれでも、通りに1年中巨大なゲイ・プライド・フラッグ[同性愛者コミュニティのシンボルである虹色の旗]が掲げられているのを知っているだろう。とても大きな、もしかしたら私が見たことのある最大の旗かも知れない。

最高裁の判断が示されたとき、私は町を離れていた。だが聞くところによると、判決が下された翌日、あのゲイ・プライド・フラッグは下ろされていたという。その場所には、アメリカ国旗が掲げられていたのだ。

それはこの判決の重要性をどんな論評よりも雄弁に語った素晴らしい瞬間だった。

[オリジナルポスト 6月29日午後5時8分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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