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大統領選候補のBlog [2]

2003/06/23 10:30
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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Howard Deanの忠実な支持者たちがメールで知らせてくれているが、Dean候補のBlog for Americaは確かにすばらしい。簡潔なデザイン、本物のコンテンツへのアクセス、そしてDean候補に関する数多くのblogへのblogroll――クリエイティブコモンズのライセンスこそ見あたらないものの、本当に良くできている。

彼の予備選キャンペーンと同様、Dean候補のもつ情熱と明晰さが、ウェブ上の支持者たちの情熱と……まあ、ともかく情熱と共に存在している。例を見ない数のボランティアがこのサイトゆえに彼のキャンペーンに参加している。火曜にMoveOn.orgで行われる模擬選で、このやりかたの効果が示されることになるだろう。

専門家たちはDeanに勝ち目はないという。専門家ではない私には何が分かるわけでもない。これまでのところ、[共和党と大統領の選挙参謀である] Karl Roveが最も恐れる人物――Edwards候補者としか会ったことはないのだ。以前blogした[このblogに書いた]ように、私はこの上院議員を高く評価している。事実、彼は長年のあいだで私にインスピレーションを与えた最初の政治家だ。

Edwardsの選挙運動は多くの専門家たちによって運営されている。ネットの気まぐれなど認めない彼らは、独立記念日のコマーシャルのような小綺麗なサイトを運営している。直接のコンタクトは少なく、支持者たちがボトムアップで運動を作り上げている感覚はほとんどない。

それもすべて戦略のうちだ、と専門家たちは言う。もちろん私にこれを問う資格はない。最初2回の予備選挙には2着までに残ればよいが、他の誰よりも豊富な資金を得られるはずの彼は20回だろうと圧勝できる。ゆえにスタートは緩やかに、リソースを節約しつつ…云々というのが彼らの戦略だ。そしてEdwardsはこのプランを堅持している。

それが正しいのかも知れない。だが、ブッシュ大統領に対抗するキャンペーンに必要なのは、いまウェブ上のあらゆる場所に溢れている熱意と献身――主にEdwards以外の候補者に捧げられている――ではないかと思えるのだ。このボトムアップの力の結集を可能にするため、支持者と候補者の間にチャネルを開く事にどれほどコストがかかるというのだろう。プロの広報業者たちに一息つかせることに実際どれほど問題があるというのだろうか。

私にはただ奇妙に思える:工場労働者の息子と投資銀行家の息子では、どちらがポピュリスト的な選挙運動を――実質はともかく、スタイルにおいて――展開しそうに思えるだろうか?

もし私なら、われわれ全てに共通の価値観――嘘ではなく真実、間違ったことではなく正しいこと――にフォーカスすることで、ボトムアップに100万の支持者を作り出す方を選ぶ。

だが、私に何が分かるだろう。私はこれまで、素晴らしいものを何一つ勝ち得たことがないのだから――もうすぐ誕生するわが息子の母の愛以外には。

[オリジナルポスト 6月20日午前9時54分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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