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レコード協会にスケープゴートにされた学生たち

2003/06/22 14:55
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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もしまだなら、RIAA(米レコード協会)の見せしめにされた学生たちへの寄付を考えてはどうだろうか。特に、このJesse Jordanの話は途方もないものだ。彼は校内ネットワークのためのサーチエンジンを構築した。それは当時動いていた少なくとも6つ以上の同様のサーチエンジンの1つで、ディレクトリ内の4分の3は音楽以外のファイルだった。それでも彼はレコード会社に訴えられ、損害に対して数億ドルを要求された。

彼が1万2000ドルの貯金をもっていることを知ると、レコード会社側は古典的なソプラノズまがいの選択を迫った:法廷で身の潔白を証明する(彼の家族にとって20万ドル以上の負担になる)か、1万2000ドル払うか。彼は1万2000ドル支払う方に譲歩した。

彼と他の学生達の弁護側は募金を開始した。この件に関するあなた自身の意見に関わらず、この募金に寄付することを考えてみるべきだ。RIAAが法律について正しいにしろ間違っているにしろ、法を利用してJesseのような学生を押しつぶすのはどこかひどく間違っている。彼はNapsterを運営していたわけではない。本当に、既に存在していた学内ネットワークの検索技術を改良するハックをしただけなのだ。それでも、RIAAの弁護士達が十分承知しているように、この訴訟を戦う方が和解金を支払うよりも高くつく。それゆえ彼は、法律はまだRIAAの弁護士達が考えるほど極端にはなっていないということを証明するチャンスさえ得ることができないのだ。

A&M Recordsのような企業に、Jesseのような人々に対してこんなことができる力を与えているのはわれわれの法システムだ。われわれ1人ひとりが個人としてこの学生たちの募金に協力することで、このシステムの欠陥が彼らに課す重荷の一部を軽減できる。またわれわれ皆が一致して、法システムからこの欠陥を取り除かなくてはならない。すぐに。

[オリジナルポスト 6月19日午前9時32分]
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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