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歴史に残る印刷本第一号は、パブリックドメインに献じられていた!

2003/06/03 11:44
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「CODE」「コモンズ」等の著書や「クリエイティブ・コモンズ」などで知られるスタンフォード大学ロースクール教授ローレンス・レッシグ氏のBlogの日本語版。著作権や特許などの知的所有権の問題やオンラインカルチャー関連のトピックスを紹介します。
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Kevin Kelly -雑誌Wired創刊時からの編集者-が、次のような驚くべき話を書いている。

> 面白い話がある。今日私はある調べものをしていて、Thomas Carterと
> いう人が1955年に書いて出した"The Invention of Printing in China"
> (「中国での印刷の発明」)という本のなかに、次のような話を見つけた。
>
> Carterは世界で一番最初に印刷された本のことを書いている。それは
> DIAMOND SUTRA(「金剛経」)という仏典で、無傷のまま残っていたの
> が中国甘粛省にある秘密の洞穴のなかで発見された。この本は西暦
> 868年の5月11日に刊行された。つまり、いまからおよそ1100年も前の
> ものだ。そして、ここにひとつ重要なことがある。それは、世界で最初に
> 出されたこの本に、パブリックドメインに属するものとの一文が付されて
> いるという点だ。それについて、Carterはこう言っている。(以下は、
> 同署p.56に掲載の記述)
>
> この書籍は文字の書かれた六枚の紙片と、それより短い、版木のつい
> た一枚の紙片でできており、その紙もきちんと張り合わされ、全体で
> 長さ16フィートの、ひと続きの巻紙になるようにできている。
> ・・・その最後の部分には、次のような記述が刷り込まれている。
> 「Hsien-t'ungの9の年、4月の15日に、両親に成り代わってWan Chiehが
> この書物を全世界に自由に行き渡らせるために作った」。
>
> つまり、そもそもの誕生第一日めから、印刷物はあまねく自由に行き渡る
> ように指定されていた、というわけだ
>
> もしいま生きていたとしたら、この作者Wan Chiehも、きっと君たちの
> 始めた 請願に署名してくれていただろう。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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