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    「twitterと政治を考えるワークショップ」開催のお知らせ

    2009-06-29 12:36:53

    プロフィール

    クロサカタツヤ / KUROSAKA, Tatsuya

    インターネットや通信、放送サービスが大きく変容する中、産業、政策、技術開発等の最新動向や、情報通信サービスと社会の関係性を考える上での「新たな視点」を、同分野のさまざまなレイヤーでコンサルティング活動をしているクロサカタツヤ氏がお届けします。
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    先日、橋本岳さんがtwitterに登場したエントリを書いたが、これが予想以上にウケているようだ。単に物珍しいというだけでなく、彼自身の経験やパーソナリティが活かされた結果なのだろう。生暖かく見守っていた仕掛け人の一人としてはうれしい限りである。
     
    そしてtwitter周辺での反応を眺めていると、「議員が普段何を考えて、どう生活しているのかが感じ取れておもしろい」とか、「政治家って結構フツーの人間なんだ」といった意見があちこちで見られた。
     
    私個人は、岳さんも含め議員たちと話す機会が多く、そういう反応がむしろ意外でもあった。しかし多くの方には、彼らがこれだけblogを書き、またmixiあたりに出没していても、相変わらず非対称性の先に存在しているように見えてしまうのだろう。それこそ、「ちょwww橋本wwwつぶやきすぎだお」といったベタな反応こそ、その裏返しともいえる。
     
    一方、そんな「twitterと政治」というアジェンダで最近世界的な話題といえば、イラン選挙後の攻防だろう。詳細については山崎富美さんの秀逸なエントリ(twitterとメディアイランとメディア)をお読みいただくとして(私もチラッと登場するのはご愛敬)、両者は「非対称性の壁を崩す手段」として、相似の構造を有しているように見える。
     
    そしてこのあたりの「壁を崩す」動きの先駆者の一人として、津田大介さんを忘れるわけにはいかない。文化庁の諮問機関である文化審議会著作権分科会・私的録音録画小委員会(中山信弘主査)の取り組みもさることながら、最近はtwitterでの各種シンポジウム中継(註:本人は「tsudaる」という名称に抵抗感があるのでここでは使わない)でも活躍している。
     
    このあたり、イデオロギーや考え方、立場の違いはあちこちあろう。それこそ私とて、イランについても著作権についても、山崎さんや津田さんと完全に主張や見解が一致しているわけではないし、すべての壁が崩れるべきだとも思ってはいない。ただ、すでにはじまったSNS規制とその先にある大きな変化をはじめ、「ネットのあり方・位置づけ」がより大きなアジェンダとして吹き出しはじめている昨今、そういう小異を超える大同として、「壁を崩す」という問題意識を共有すべき時期に、いま到達していると感じている。
     
    ならば四の五の言う前に、「どうせみんなご近所なんだし、一度会ってセッションを持ってみるのがいいんじゃない?」ということで、GLOCOM庄司さんにご協力いただき、急遽以下のようなイベントを企画してみた。久々のエントリがイベント告知で、しかも明晩という思いっきり間際で恐縮なのだが、ご関心があればぜひご参集いただきたく。
     
    〜〜〜
     
    <「Twitterと政治を考えるワークショップ」のご案内>
     
    米国オバマ政権は現在、「ITによる透明性の向上を通じた政策過程の変革」に集中的に取り組んでおり、twitterの活用はその中心的な話題のひとつとして位置付けられています。マスメディアを通さず直接的に、随時、国民に一次情報を提供していくことにより、政府の透明性を高め、国民に理解やアイディアを求めたり行動を促したりする政府への転換が起こっているといえます。
     
    一方、日本では、このようなソーシャルウェア(Twitter、ブログ、SNS等)が社会に与える影響は過小評価される傾向があります。
     
    しかし日本でも政治状況が大きく動く可能性がある中、ソーシャルウェア活用への関心は高まっており、一部の先進的な議員や政党支部等が積極的な活用に乗り出しているところです。国内の政治状況が流動的になる前のこの時期にぜひ議論をしておきたいと考え、緊急開催とはなりますが本件を企画しました。皆様のご参加をお待ちしております。
     
    -------------------------------------------------
    ■テーマ:Twitterと政治を考えるワークショップ
     
    ■日時:2009年6月30日(火) 19.00〜21.00
    ■会場:国際大学グローバル・コミュニケーション・ センター
        (東京都港区六本木6-15-21ハークス六本木ビル2F)
        地図:http://www.glocom.ac.jp/access
     
    ■参加費:無料
     
    ■司会:
    庄司昌彦(国際大学GLOCOM 講師/主任研究員) http://twitter.com/mshouji
    1976年東京都生まれ。情報社会学、政策過程論、電子政府・自治体、地域情報化、ネットコミュニティなどの分野で調査研究に従事。
     
    ■モデレータ:
    山崎富美(フリーの旅人、リサーチャー) http://twitter.com/fumi
    NTT、インタースコープを経てデジタルガレージへ。テクノラティジャパンの立ち上げ・運営などの事業インキュベーション、クリエイティブコモンズなどの活動に携わる。2009年1月に独立。
     
    津田大介(ジャーナリスト) http://twitter.com/tsuda
    1973年東京都生まれ。コンテンツビジネス周辺や著作権、IT・ネットサービスやネットカルチャーをフィールドに新聞、雑誌など多数の媒体に原稿を執筆している。
     
    ■ゲスト:
    橋本岳(衆議院議員) http://twitter.com/ga9_h
    1974年生まれ。岡山高校、慶應義塾大学、同大学院政策・メディア研究科を経て、1998年三菱総合研究所入社。IT政策関連の調査、IPv6普及活動に携わる。2005年9月の第44回衆議院総選挙で、比例中国ブロックより当選。
     
    その他、著名ブロガー等、調整中。
     
    ■概要:
    ユーザがそのとき感じた事を140文字以内で投稿するミニブログサービス「Twitter」は2008年から徐々に人気を博し始め、2009年に入り爆発的なユーザの伸びを見せています。流行の震源地である米国ではオバマ大統領(当時は大統領選挙候補者)をはじめ、オプラ・ウィンフリー、シャキール・オニール、ブリトニー・スピアーズなどの有名人、スポーツ選手が利用しているほか、CNN、New York Timesなど、メディアの速報サービスとして、またDellのように電子商取引へのゲートウェイとしての利用も始まっています。
     
    一方、政治家がTwitterを活用する事例も米国や英国では盛んで、わが国でも徐々にTwitterを始める議員が出てきている状況です。そして、最近はイランにおける選挙結果への抗議運動にTwitterが使われているというニュースもあり、インターネットを介して連鎖しあう人々の「つぶやき」は政治的にも大きな意味を持ちうる事を示しています。
     
    今回のワークショップでは、Twitterが政治の世界にもたらす可能性とその影響について、実際にTwitterを使っている橋本議員も迎えて議論していきます。
     
    ■参加申し込み
    こちらからお申し込みください。
     
    ・なお、会場の都合で、お申し込みいただいても入場できない場合があります。
     ご迷惑をおかけしますが、予めご了承のほどお願いします。
     
    〜〜〜
     
    なお、言い出しっぺでありながら、実は私は明日会場には別件があって行けないという不逞の極みなのだが、もし二次会がどこぞで開催されるようであれば、そちらには顔を出せるかもしれないので、もし「会えるかは知らんがクロサカに会いたい」という希有で奇特な方がおられるようであれば、まずはワークショップにご参加いただければ幸いです。

    ※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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