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ノートン先生の「罠」

2007/12/14 01:32
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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知人からのタレコミで知ったのだが、シマンテックのノートンシリーズには、「ノートン・オンゴーイングプロテクション」というサービスがあるらしい。一口で言うと、セキュリティソフトの自動更新サービスである。いつも期限切れになってから気づく私には、とても便利そうなサービスに見えるのだが..

知人は「サービスというよりは巧妙な手口」と毒づいた。何がイケナイのかというと、クレジットカードで決済したダウンロード製品と更新サービス延長は、デフォルトでこのサービスに加入されられてしまうという点。さすがに通知は何通も送られてくるのだが、ユーザーがうっかりしようものなら、延々とこの料金を払い続けなければならない。たとえ、PCが壊れようが、古くて見向きもされなくなったとしてもだ。

ノートン・オンゴーイングプロテクション(更新サービス期限自動延長機能)
「ノートン・オンゴーイングプロテクション(更新サービス期限自動延長機能)」とは?

そもそも、セキュリティソフトなどというものは、主張が激し過ぎてもウザイ。本来は、陰でひっそりとその任務をこなすべきだと思うのだ。ただ、クラッカーの仕掛けてくる罠やスパムが進化し続けているので、そんな悠長なことを言っている場合ではないのだろう。ガンガン警告を吐き出し、やたらブロックしまくるのが常套手段(とは言え、ゆる過ぎてもユーザーに怒られるし、第一ヤバい)。

ホンモノとニセモノの区別すらつきにくくなっている現在、一体何を信じればよいのか分からなくなってきた。いろんなもの(セキュリティソフトとか、信仰とか)にすがりつきたくなるのだが、結局、善悪を見分け、身を守るのは自分自身という状況に追い込まれている。

そんなわけで、やたら自己主張の激しいセキュリティソフトであるが、なぜか更新の方は後手後手に回ってしまう。ユーザーにとっては無くてはならない、ありがた〜いソフトさまさまなのに、実は目のつくところにはいてほしくないというのが本音なのではなかろうか。「いつも私を攻撃から守って。でも、目立たないでいて」という身勝手なユーザー心理のハザマを巧妙についた商売である。

ASCIIによると、今年3月に開催されたシマンテックによる記者説明会で、以下のような発表があったらしい。「利用できる」ってのは、フツー自分から利用する場合を言うのだがね。

“ノートン・オンゴーイングプロテクション”が利用できるのは、2006年12月23日以降に同社のオンラインストア“シマンテックストア”で、ダウンロード版をクレジットカードで購入したユーザーのみとなっている。

気づかないうちに、気づかれないように、ノートン・オンゴーイングプロテクションは機能している。「もし止めたければ、どうぞご自由に」という徹底した「上から目線」。そもそも、ITリテラシーの低い人は見放されているのだろうか、あるいは、格好の餌食なのか(実際、メールをため込むだけで、ほとんど読まない人もいる)。

便利なサービスには「裏」があることも。やはり、自分のことは自分で気をつけるしかないのだ..と、思い知った。
ちなみに今回、ノートン先生の高機能性(ヒューリスティック検知機能とかアンチボットとか)については一切触れておりません、あしからず。

ASCII PC/デジタル 2007/03/26
シマンテック、統合セキュリティーサービス“ノートン 360”の記者説明会を開催

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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