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CNET Japan ブログ

PS3の巻き返しが始まった..

2007/11/13 02:28
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プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
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11月11日、新型PlayStation3が発売になった。日曜日ということで、早々と購入した方もいらっしゃるのではないだろうか。しかし、店に出向いた人が皆、新型PS3を買ったというわけではなさそうだ。DUALSHOCK3のみの購入者も多数とのレポートもある。

DUALSHOCKはPS2から機能落ちした部分であり、ユーザーにとってはあって当然といった気持ちが強いだろう。別売でしかも5,500円と高いという不満はあるが、映像だけでは味わうことのできないビンビン痺れるような体感を捨て去るのは惜しい。これはゲームが目、耳、指先といったさまざまな感覚器を通して楽しむものだということを示している。ゲームショップで『忌火起草』の体験版をプレイしてきたが、このソフトなぞはそのいい例だろう。演出もさることながら、不気味な音や振動が恐怖をいやが上にも増す(ホラー好きなら購入する価値あり)。デュアルショックコントローラの存在は欠かせない。

私自身はこのブログでも書いたが、先日PS3 60GBを購入したばかりである。なので、新型PS3を買う予定はない。PS3購入に当たっては、娘とかなり揉めた。買う/買わないではなく、旧タイプか新型かが争点だった。運良く開店セールがあり、PS3 60GBを39,800円という破格の値段で手に入れることができたため、この論争は終結した。

問題は新型PS3ではPS2のソフトが実行できない点だった。ハードディスク容量は運用次第でどうにでもなるが、こっちは機能面でのダウングレードである。過去にPS2が故障して買い換えた経験があり、その耐久性には若干の不安があった。今後もしそのようなことが起こった場合に、再度PS2を買い換えるのには抵抗があったのだ。また、Emotion Engineチップを削った理由がPS3の普及のためと聞いては余計に不安になる。PS2自体の将来が危ぶまれるだろうに。

しかし、これは杞憂だったようだ。11月22日に発売される新型PlayStation2大幅に軽くなりACアダプタも内蔵した。PS3上でPS2のソフトを実行するよりも便利なのは言うまでもない。何故なら、PSやPS2のセーブデータを移行するためには、別売のメモリーカードアダプターが必要になるからである(詳細なレポートはGAME Watchへ)。これは意外に知られていない。まあ、惜しむらくは新型PS2は16,000円のまま価格が据え置かれたことか。

とうとう日本においてもXbox360に抜かれてしまったPS3、何という体たらく。だが、新型PS3の登場とほぼ同時期に新型PS2を投入したのはうまい。また、同時に発売となった『真・三國無双5(昨日Amazonより到着)』を始め、今後は『デビル メイ クライ4』『メタルギアソリッド4 ガンズ オブ ザ パトリオット』『ファイナルファンタジー13(発売日未定)』等のビックタイトルも続々に登場予定である。やっとPS3にも追い風が吹き始めたのだろうか。

ちょうど1年前に私が書いた「PS3は飛ばず、Wiiが羽ばたく」は現実となってしまい、任天堂のWiiにはかなり水をあけられてしまった。単なる高画質、高機能のゲーム機である以上、その差が完全に埋まるとは思えない。何かが今のSONYには欠けている。

例えば、来年の春に開始が延期された「PlayStation Home」。これはかなり期待できる。少なくとも私にとっては「Second Life」よりはマシに見える。「Home」はPS3という一定のベースの上に成り立つサービスだからだ。しかし、コミュニティとして成功するかはまた別問題だ。SONYという会社がコンシューマーが何たるかを理解しているかが成否の分かれ目だろう(これは私見だが、メモリースティックといった独自仕様を押し付けるところがイマイチ好きになれない。技術はエッジが効いていると思うのだが)。

任天堂はこういった点に長けている。今ネットで話題になっている「任天堂のすごさを垣間見たとき」によれば、DSの修理に際して本体交換で新品になったのにもかかわらず、ポケモンシールを寸分たがわず再現して返送するという神業をやってのけている。単なる技術屋ではない、長らく玩具を売ってきた「商売人としての心意気」を感ずる。Miiを使ったサービスに見られるような「遊び心」も大好きだ。

しかし、PS3を応援する人が多いのも事実。私や娘とてその気持ちに変わりはない。真のゲーマーはWiiでは飽き足らず、PS3のポテンシャルを求めてしまうという話も聞く(私はゲーマーではないが、ゲームを見ていると幸せを感じる)。グラフィックの表現力の高さはWiiの比ではないからだ。また、PC Watchの解体レポートによると、新型PS3は消費電力が軽減されており、ハードのチューンナップも行われているらしい。部品や機能が削り取られただけではないのである。しかも、希望小売価格は39980円

というわけで、今度の新型PS3は「買い」なのだ。少なくともゲーマーを自負する方にとっては。そして、PlayStation3が息を吹き返す日も近いだろう。

ITmedia 2007/11/12
新型PS3発売――「DUALSHOCK3」のみ購入者も多数

CNET Japan
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Xbox 360が反撃開始--PS3を追い越し据え置き型ゲーム機の週間売り上げ2位に(2007/11/09)

GAME Watch 2006/11/13
プレイステーション 3使用レポート 初期導入からPS/PS2ソフトプレイ「PSNetwork」まで

ksh Days 2007/11/08
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PC Watch 2007/11/12
「新型PS3 CECHH00」ファーストインプレッション〜外観変化大きく、消費電力削減
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※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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