近々、初の取材を敢行する予定である。自分の考えや感想を自由気ままに書くのと違い、相手の方がいらっしゃるわけで、万が一にも間違いがあってはならない。「こりゃ、ICレコーダーが必要だな」と思い、価格.comを覗いてみたのだが、これが結構ばかにならない値段。相場は1〜2万円といったところ。
ちょっと気になるレコーダーは、4月24日に発売したばかりの『DVR-2000』。大人に似合う、渋めのボールペン型のレコーダーである。ランプなども点灯しないので、不快感を与えることなく録音ができるらしい(最長7時間)。かさばらないのはいいとしても、こっそり録音しなければならない事情があるわけでもなし、1万4800円はやはり高いよなぁ。
「う〜む」と悩んだ末、ハッと思い出した。W-ZERO3って、録音できるんだっけ。
内蔵アプリの『メモ』でも可能だが、さすがに長時間の録音は無理らしい。調べてみたところ、フリーウェアの『NoteM』や製品版の『VITO SoundExplorer』がボイス録音に対応しているようだ。
筆者が選んだのは、機能が充実していそうな『VITO SoundExplorer』。2007年3月2日より Windows Mobile 5.0のサポートを開始したばかりというタイミングの良さ。もちろん、日本語にも対応している。MP3形式で録音するので、ファイルの容量が小さく、互換性もある。
『VITO SoundExplorer』を起動したところ。
価格は 3,274 円(税込)だが、ユーザ登録してログインするとshareEDGE割引クーポンが使えるようになるため、5%オフの3,112 円(税込)で購入できる。ICレコーダーを買うと思えば、安いものかも。不安なら、購入前に[無料で試す](試用期間14日間)といい。
share EDGE プロジェクト
VITO SoundExplorer
1.PCから上記サイトにアクセスし、[無料で試す]か[カゴに入れる]のボタンをクリックし、画面の指示に従ってダウンロードする。
2.PCとW-ZERO3をUSBケーブルでつなぎ、ActiveSyncを起動。ダウンロードしたVitoSoundExplorer.exeをクリックすると、インストールが実行される。
3.日本語化を行うために、Today画面で「Tap icon to start SoundExplorer」の左側にあるアイコンをタップして、SoundExplorerを起動する。
4.[File]メニューから[Settings]を選択、[Language]タブをタップし、[Japanese]を選択する。

5.いったんSoundExplorerを終了して起動し直すと、日本語表示となる。
筆者は以下のように、設定を変更している。
1.[ファイル]メニューから[設定]を選択する。
2.[録音]タブを選択。
「録音フォーマット」を選択する。通常の会議/講義の録音やボイス録音程度なら、変更しなくてもよさそうだ。また、必要なら「デフォルト録音ディレクトリ」を指定しておく。
3.[再生]タブを選択。 「画面オフまでの時間」を設定しておくと、自動的に画面をオフにしてくれるので、バッテリの消耗を軽減することができる。
4.[ボタン]タブを選択。
ハードウェアボタンに、特定の操作をセットしておくと便利。ボタン割り当ては、SoundExplorerがアクティブの時だけ有効になる。さらに、W-ZERO3の[設定]-[個人用]タブ-[ボタン]で、録音ボタンと同じボタンをSoundExplorerの起動に割り当てると、起動と録音が1つのボタンの2度押しで行えるようになる。筆者は誤作動が気になるので、W-ZERO3のボタン設定はしていない。

録音したら、とりあえず再生してみよう。ボリュームを大きくしても、会話などはあまりよく聞き取れないかもしれない。そんなときは、以下の設定を試してみるといい。かなり大きくはっきりした音になる。
1.OUTPUTを最大にする。
画面右横にある[モード切替]ボタンをタップして「音量レベルバー」の画面に切り替える。一番右のOUTPUTバーを最大にする。
2.イコライザーで[EQ1][EQ2][EQ3]を最大にする。
画面右横にある[モード切替]ボタンをタップして「イコライザー」の画面に切り替える。画面下の[EQ1][EQ2][EQ3]をタップして、それぞれ最大値まで引き上げる。
3.Boosterを[高]にする。
画面右横にある[モード切替]ボタンをタップして「Dynamic Processing & Playback Speed」の画面に切り替える。一番左のBooster(出力)を[高]にする。
詳細なマニュアルはユーザーガイドへ。
1.再生速度の変更
[モード切替]ボタンをタップして「Dynamic Processing & Playback Speed」の画面に切り替える。下部にあるスライダーを動かして、再生速度を0.5〜2倍速に変更できる。
2.ブックマーク
録音/再生中に、画面右横にある[ブックマーク]ボタンをタップすると、その位置にブックマークを挿入できる。ブックマークを編集するには、ファイルを選択し、タップ&ホールドして表示される「コンテキスト」メニューから[ブックマーク]を選択する。
3.スケジュール
[ファイル]メニュー[設定]の[スケジュール]タブで、録音の開始/停止時間を予約できる。サスペンド中の録音は成功したが、電源オフの状態での録音には失敗した。マニュアルには「SoundExplorerは、自動的に電源を入れて録音を開始します」と書いてあるのだが..
4.VAS(Voice Activated System)機能
[モード切替]ボタンをタップして「音量レベルバー」の画面に切り替える。一番左の[VAS on]ボタンをタップする。音声があった時にだけ録音できるようになる。ただし、音を感知してから録音開始までに、数秒程度のタイムラグがあるようだ。また、小さな音は録り逃す恐れもある。ということで、筆者はこの機能はパス。
実際に使用してみたところ、機能的には思っていた以上の製品だった。容量の許す限り、録音時間の制限もない。何より、W-ZERO3一台で、レコーダーを兼用できるのはありがたい。今後も取材時のバックアップやボイスメモとして重宝しそうだ。
やや広めの会場で、講義やセミナーの声をうまく拾えるかどうかは試していない。元々、電話用のマイクなので、性能的に無理な可能性大。いろいろな場面でSoundExplorerを使われたことのある方は、ぜひ、使用感をお教え頂きたい
また、W-ZERO3本体が固まり、背面のリセットボタンを押さなければならないことも何回かあった。他のアプリとの相性があるのかもしれないが、この不安定さは Windows Mobile 5.0だからなのか(よくあることだが)。まあ、他に選択肢がないので、妥協せざるを得ない面もある。1年間無償のバージョンアップで、安定性が増すことを期待しよう。
ITmedia +D 2007/04/24
書ける×録れる――ボールペン型レコーダー
21世紀型ワーキングマムの[es]日記 2007/02/27
[es]で取材をサポート!
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
kirifue on 2007/04/30
W-ZERO3でICレコーダーの代わりとして使えるんですねぇ。
どんどん有益なソフトウエアが増えているようで、嬉しい限りですね!
詳細レポ待ってます。
私は携帯電話をICレコーダー代わりにするかもしれません(^^;
一応機能としてあるので・・・
ちえ on 2007/04/29
なっくんさん、朝之丞さん、こんばんは。
iPod、いいですねぇ。娘が持ってますが、私は..
音楽はリナザウで、その他はW-ZERO3中心ですね。あ、電話はauか。
って、メチャメチャ、かさばるやん(笑)
取材は成功です。中程度の会議室内での会話は、バッチリ録れてました。
Sync後、Windows Media Playerでかなりハッキリ聞けます。
投稿はもうちょっと先になります。かなり慎重に書かないといけないネタなので..
kirifue on 2007/04/28
霧笛さん、なっくんさん、こんにちは。
私も昔、iPod3Gの時に、BELKINの「Voice Recorder for iPod w/ Dock Connector」
http://www.belkin.com/jp/catalog/apple/f8e462qc.htm
を、使っていました。結構ハッキリ話し声は録音出来ます。 ー> そのままiTunesと同期をすると、直ぐにMacで録音内容を再生できます。ご参考になれば幸いです。
それと、霧笛さんとは内容が違いますが、私も最新の投稿で、インタビュー?を行いました。
以上、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
朝之丞 on 2007/04/28
実は霧笛さんのこの記事に興味があって、昨日大型電気店に行って見てきたんです。平型ジャックを装備しているマイクロフォンはなく、代わりに平型変換ソケットは300円?400円くらいで売っていたのですが汎用性が高いマイクだと結構値段がするんですね。で、このW-ZORE3用のソフト約3,200円と変換ソケット400円、マイクが4,000円?6,000円となると、な、な、なんとICレコーダーが買えてしまうというグダグダの結果に。夜自宅にてAmazonでも調べたのですが同じ様な結果になりました。
そして思い付いたのが、いつも持ち歩くガジェットの一つにiPodがあるので「iTalk Pro」というのがあるのを知って、レコーダーを買うのなら、まずこれを買ってみようと思いました。
いろいろと参考になりました。ありがとうございました。
なっくん on 2007/04/28
kirifue on 2007/04/27
kirifue on 2007/04/27
Buntakuさん、コメントありがとうございます。
さっそく試してみました。
通話中に電話の画面を閉じて、Today画面で録音ボタンをタップすれば、双方向の会話を録音できます。アプリの起動と録音開始を同じボタンに設定しておけば、2度押しで録音を始めることも可能です。
起動に少し時間がかかるので、最初の部分を録り逃したくないなら、先に録音ボタンを押してから電話をかける方法をお勧めします。
kirifue on 2007/04/27
なっくん on 2007/04/26
朝之丞 on 2007/04/26
有益な情報感謝します! ところで通話も録音可能なのでしょうか? 今、仕事での必要から携帯とICレコーダーとつないで録音してますがケーブルが煩わしくてなりません、、もし可能ならばzero3に換えちゃいます!
Buntaku on 2007/04/26
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ちえさん、こんにちは。
W-ZERO3については、最近、新しい試みをサボってました。
でも、何かを実現したいとき、まずは手元を確めてみるというのは基本ですね。久々に、役立つW-ZERO3用のソフトを見つけました。
携帯電話にもボイスレコーダ機能搭載の機種がありますね。調べてみたところ、auなら、W51HとかW51CA、G'zOne、娘の所有するW51Pが対応しています。私の持っているW43HにもICレコーダー機能ついてました(汗;
こういう機能を利用しない手はありませんよね。