お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

[Second Life]を超えた[splume]のウリとは?

2007/03/21 02:43
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

寺本由美子

本名とタイトルのペンネームが異なっているのはご愛敬(話せば長~い物語あり)。IT系の話題からゲームのレビューまで、自由気ままに発信します。iPadやiPhoneなど、大好きな電脳小物についても熱く語りたいですね。Twitterにも出没中。ブログへのコメントも、@kirifue へどうぞ。
ブログ管理

最近のエントリー

国産の仮想世界である[splume]のベータサービスが、3月20日より開始された。かたや[Second Life]は、正式な日本語版サービスこそ未だ提供されていないものの、企業やアーリーアダプター層に受け入れられ、着々と、実績を積んでいる。しかしながら、PCに高いスペックを要求し、インストール作業も面倒そうだとの理由から、私は体験する気がおきなかった。では、[splume]はどうだろう?

アバターで街中を移動してチャットを楽しんだり日記を書いて公開できるところは、[Second Life]やコミュニティサービスと同じであるが..

Second Lifeとsplumeの動作環境の比較

OS

Second Life splume
Windows Windows XP(SP2) / 2000(SP4) WindowsXP(SP1) / 2000(SP3)
Mac Mac OS 10.3.8以降 Mac 未対応

ハードウェア(Windows PCのみ比較)

Second Life splume
CPU Pentium III 800MHZ 以上 Pentium4 相当以上
メモリ 256MB以上 512MB以上
ビデオカード nVidia Geforce 2(32MB RAM)/ATI Radeon 8500(32MB RAM)以上 VRAM32MB以上

OSこそ、バージョンは低くてよいものの、PCの要求スペックはかえって高くなっている。あかん。やっぱり使えない。3Dをグリグリ動かそうってんだから、致し方ないのではあるが..

気になる中身

CNETの記事を一見したところでは、よくあるオンライン・ゲームのような印象。ちょっと前まで、息子がやっていた[トゥーンタウン](有料版、お試しもあり)に似ている。しかし、公式サイトに載っているスクリーンショットには、もっと美しい夜景もある。単純に、見た目で判断してはいけない。

空間は、既存のVRMLオーサリングツールを使って、作成することができる。夏頃には専用の作成ツールも提供予定。登録して承認を得ることで、空間を接続していけるという。以前、このブログで紹介した[PlayStation Home]は自由に空間が広げられない。その点、[Second Life]や[splume]は空間の拡張という機能を備えている。ただし、Second Lifeと違って空間の登録は無料。自前のサーバーに空間を構築すればよいわけだ。スプリュームに作成を依頼することもできるが、こちらは当然有料となる。

と呼ばれるアバターは、リアルなものから動物のような姿のものまで、さまざまだ。パーツによってカスタマイズすることができる。利用するための登録は無料だし、タダのパーツもたくさんあるようだ。また、パーツ自体も作成後、登録して承認を得られれば、利用することができる。将来的には、スプリュームに委託することで、パーツの売買も可能になるらしい。この場合は手数料がかかる。

まとめ

[Second Life]と大きく違う点は、個人や法人のWebサービスやコンテンツ同士をシームレスに繋ぐことができるところである。既存の決済システムと連携することも可能らしい。[Second Life]は空間こそ拡張できるが、システムとしては閉じた世界である。それに対し、[splume]はオープンなシステムと言えるだろう。また、ユーザー間でお金をやり取りするのも自由だという。

企業や先進的なユーザが積極的に参加することで、いかようにも変化し、成長しうる世界である。[Second Life]に対しては、やや手厳しい意見を貫いてしまったが、[splume]にはWeb3.0の可能性が垣間見える。

現時点では、誰でもが利用できるシステムではないが、そういった問題はいずれ時が解決するであろうと思えてきた(ただし、5年、10年単位で)。振り返れば、インターネット自体も開始当初は一部のユーザーにしか利用できなかった。しかし、Web1.0は廃れることなく、Web2.0へと絶え間ない成長と発展を続けている。それと同じことが、3Dのバーチャルな世界にも言えるのではないだろうか。

「オープンなSecond Life」の登場に期待という内容のコラムがIT Proに載っていた。ここで言うオープンとは、システムとしての標準化、オープンソース化を含んでいる。確かに、[splume]のようなオープンなシステムが生まれてくるような状況を考えると、[Second Life]とて安穏とはしていられないだろう。次世代のWeb3.0は、相互接続性を考慮したオープンな3D世界の規格として、生まれ変わるかもしれない

結論。
無料でオープン。これが[splume]のウリである。

CNET Japan 2007/03/20
日本版Second Lifeとなるか?--オープンな国産仮想世界「splume」が登場

IT Pro 2007/03/14
「Second Life」の記事が急増中,ちょっと違和感あり

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー

個人情報保護方針
利用規約
訂正
広告について
運営会社