Oracle Silverの試験が終了し、「さて、次は何を受けようか」と考えた。
Oracle Goldは受講料負担の問題(料金が高くて払えないだけ)もあるし、しばらく見送りとした。まあ、同じカテゴリーの試験は、続けて受ける方が断然効率がいいのではあるが。
しかし、しばらく放置した後で、思い出したように勉強を始めて、次段階の試験を受けるのも悪くはない。何故なら、復習からやり直すことで、一時的な記憶に過ぎなかったものが知識となり、身につくこともあるからだ。さらに、実践によって経験を積めば、知識は血となり肉となり得る。
現在、私はバイオ・ライフサイエンスシステム事業部という部署に所属している。と言っても、出向先がバイオ関係の研究所であるため、こういう部署に配属されただけで、特にバイオの知識があるというわけではない。普段はシステム管理の他に、Webシステムやツール類を作成しているのだが、ぶっちゃけ、仕様さえある程度確定していれば(ここが肝心)プログラムは作成できてしまう。
うーむ、しかしながら、全くのシロウトはやはり使いづらいのでは。手取り足取りといった具合だし。少しは前向きに勉強してみるべきかも..
そう考え直し、バイオインフォマティクス技術者2級を受験してみることにしたのだ。
前回のOracle Silverの試験が終了したのが9月30日。10月2日になって、BICERT(バイオインフォマティクス技術者認定制度)のHPを見たところ、なんとその日が受験申込締切日だった。試験当日まで1ヶ月もなく、さすがに今回は見送ろうかと思ったのだが、1年に1度しかない試験だし、本社の上司が「実はとても簡単な試験だから大丈夫」と強く勧めるので、12:00の締め切り直前に駆け込みで申込んだ(実際は時間が延長されたらしい)。
その日のうちにBICERTページで過去問題集を購入したが、入金確認後に発送なので、届いたのは5日後くらい。しかも、問題を解いてみて、真っ青に。2割も解けりゃしない。「とても簡単」というのは、その道の専門家の意見に過ぎなかった。
さらに追い討ち、Amazonやリアル本屋を探し回ったが、試験専用のテキストや問題集、参考になりそうな(広範囲で浅い内容の)本が見当たらない。何を目安に自学すればよいやら、一時、途方にくれた。
結論から言うと何とか合格できたのだが、さて、どう乗り切ったか?
バイオインフォマティクス技術者認定制度
(英語名:Bioinformatics Certificate)
社団法人バイオ産業情報化コンソーシアムが主催。日本バイオインフォマティクス学会、情報計算化学生物学会、中間有限責任法人日本医療情報学会の協力を得ている
。2級試験は、バイオインフォマティクスの基本的な知識について評価する。対象者は専門学校生、大学生程度とある。1級試験はまだ実施されていない。
実施要領はこちら。
出題範囲はこちら。
シロウトなので、分子生物学やバイオインフォマティクスについての基礎的な内容を学習した。私が購入したのは以下の2冊。
「分子生物学講義中継 Part1」 羊土社
「即活用のためのバイオインフォマティクス入門」 中山書店
こちらの1冊は同僚からの借り物。
「ヒューマンゲノム計画」 共立出版
過去問題集は必須。BICERTで購入すること。試験では、過去問と全く同じ(選択肢の順番さえも)問題が数問出題された。ただし、やみくもに問題を解いても、応用が効かない(3回は解いたが)。この問題集を活用するには、各問題に含まれるキーワードについて自分で調べることが肝要。ここで、手間を惜しんではいけない。私は、問題集から抽出した項目について、Webサイトをググッたり、本を読んだりして整理した。
生物学関連の知識や統計等の問題、法規については、ノートに約10ページ分、手書きでまとめた。
その他の項目については、キーワードが多いため手書きでは対応しきれなくなり、テキストでベタ打ちとなった。この方法なら、後で順番を入れ替えたり、項目を追加したりが簡単にできる。こちらは、A4で13ページ分。特に「データベースの名前と機能の対応づけ」と「理論や方法と内容の対応づけ」の一覧はすごく役に立つので、ぜひ、お試しあれ。
まとめた内容をここにアップしてもよいのだが、いかんせん、自信のない所が多いのでやめておく。来年用には、今年の問題のキーワードも含めなければならんだろうし。
下記ページも参考になる。ただし、2004年より更新されていない。 「問題にチャレンジ!」のページで[挑戦]をクリックすると、問題例を解ける。正答率も出るので、試しにやってみるといい。感じはつかめると思う。
バイオインフォマティクス試験対策室
ヒトゲノム計画で一躍有名になったバイオインフォマティクスという分野。これはコンピュータを用いた手法であって、対象となる生物学的領域は多岐に及ぶ。ここで求められているのは、バイオ系データベースの活用と大量のデータ解析だ。さらに近年、生物学的な意味解析が重要視されている。例えゲノムの地図が判明したところで、生物のシステムやその原理が解明されたことにはならないからだ。
私は、これからの時代、環境と医学が何よりも優先されるべきであると考えている。バイオインフォマティクスは必要であると同時に、さらなる飛躍的発展が期待されている分野であることは間違いない。
バイオ関連でない業界の方にとっては全く無縁の試験であるが、理系の学生なら、取得しておいても損はない資格の一つと言えるだろう。
次回の試験はまだ遠い先のこと。受けてみようかなとお思いの方、いったんブックマークしておき、思い出した頃にまた覗いてみてください。
追伸:
資格取得が趣味と言いながら、どんな資格を持っているのか書いてませんでした。というわけで、プロフィールに資格一覧を追加しました。取得するごとに更新していくつもりです。
社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム
バイオインフォマティクス技術者認定制度(BICERT)
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
kirifue on 2007/03/26
kirifue on 2006/12/08
甲種危険物取扱者は、化学15単位取得していれば受験できるんですが、乙を持ってる人が2年の実務経験を積んで受けることもできるようです。
内容は化学の専門やってないとちょっときついかな・・・。
基本は消防法なので、法律関係はしんどかったですが。
資格は取ってみたいな、と思いつつ、勉強する時間が無かったりしてそのままズルズルと取らないでここまで来ちゃいました。取得できると嬉しいですよね♪
ちえ on 2006/12/07
化学がご専門でしたか。
実は私は農学部なんですが、化学系はまるでダメで、農業気象学が専門でした。
生物は好きですけどね。
>甲種危険物取扱者
なんか危険な香りがします(^^)
資格取るのは、ちょっとゲームをクリアするような感覚があります。
私だけかもしれませんが..
kirifue on 2006/12/06
ちえ on 2006/12/06
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自己レスです。なんと、バイオインフォマティクス技術者試験が終了します。
「3回の検定試験で受験生が伸び悩んでいる状況」とのこと。
仕方ないのかもしれませんが、残念です。
[検定試験終了のお知らせ]
http://www.jbic.or.jp/bicert/BICERT_shuuryou.html