Willcomは、4月25日から「W-ZERO3」と音声端末の「TT」とのセット販売を開始する。W-ZERO3もTTも、PHS通信手段として、W-SIMモジュールを採用している。つまり、このW-SIMモジュールを両機の間で差し替えることで、通信環境を共有できるわけである。
W-ZERO3って電話にもなるんじゃなかったっけ、とおっしゃる方。多分、W-ZERO3を使ったことがないのでは。実際、W-ZERO3を使用しつつ、同時に携帯も利用している人の数は、かなりのものだろうと推測される(どこかに統計ないっすか。えっ、もちろん、私も「au」を愛用してます。3年近く買い替えてないですけど)。
以前、ここで書いたように、W-ZERO3の電話としての機能はイマイチ。地域により繋がりにくい場所があるとか、ダイバーシティアンテナ非搭載のため移動に弱いといった通信関係の問題と、電話としての使い勝手が洗練されていない点とか。ここら辺りは、携帯に全く歯が立たないからだ。まあ、PHSの通信環境を十分クリアしているなら、メインの音声端末もWillcomの機種にした方が断然お得。なんたって、複数回線の利用料金はバカにならん(お金無いのに?)。
また、ウィルコム定額プランに加入すれば、Willcom間の音声通話が2,900円でし放題というのも魅力の一つだろう。長電話好きなら、飛びつきたくなる料金設定だ。
「TT(Tiny Talk)」はいい端末だ。機能はいたってシンプル。カメラは搭載されておらず、Webブラウズできず、Eメールもない(ライトメールとライトEメールのみ)。こういった機能はW-ZERO3にまかせ、TTは通話のみに徹するというのが、正しいお作法のようだ。しかしながら、通信モジュール1個で何もかもやろうとすると、無理があるのも事実。どのみち、W-ZERO3だけしか持っていない場合でも、W-SIMを利用してWebを閲覧しているときには、通話を受けることすらできない。
W-ZERO3で、主に無線LANを利用するつもりなら、「W-ZERO3とTTのセット」を買うメリットは十分にあると言える。W-SIMは、無線LANが使えない環境での、ピンチヒッターとなりうるからだ。
TTのデザインは好きずきだが、私はカッコイイと思う。直線に曲線を組み合わせた個性的なフォルムに、デザイナーのこだわりを感じる。本体サイズが小ぶりで、手にすっぽり納まるところもいい。W-ZERO3は電話としてはデカ過ぎだし。
カラーは、新色のホワイトが出るらしい。写真で見ると、アイボリーっぽい色合いだ。「新色」ってことは、以前販売されていたグリーン、ブルー、レッドの3色もあるのだろうか。レッドの合金メカっぽさが、個人的には好みだ(買えないけど)。
TTの単体での販売は終了しているので、この機種を手に入れるには、もはやこの「W-ZERO3とのセット」を購入するしかない。
TTを欲しかったが、様子を見ているうちに買いそびれてしまった方。W-ZERO3を手に入れたいが、通話機能が不満という方。連休前に、ぜひ、このセットを我が物にしよう。ただし、数千セット限定の店頭販売のみというキビシイ条件を、無事クリアできるかどうかだが...
CNET Japan Editor's Review
極上のデザインはモバイルパーソンのため──ウィルコム SIM STYLE“TTセット"
ITmedia +D Mobile 2006/04/20
「TT」に新色のホワイト、「W-ZERO3」とセット販売
livedoor コンピュータ 2005/12/21
小さくて美しいPHS ウィルコム「WS001IN Tiny Talk(TT)」フォトレビュー
CNET Japan Blog 2005/12/20
ウィルコムSIM STYLEに込められる提案
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