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すべてにおいてインターフェースが決め手

2006/04/12 03:41
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プロフィール

千ヶ崎 隆司

「君に」と言いながら、実際のところは自分の脳内をデフラグするために始めたようなブログです。 少しでも読んでいただいた方の役に立つような情報を書けたらと思っています。 ちなみにタイトルの由来はYMOの名曲から。 更新頻度を上げるために四苦八苦しております。申し訳ありません。 基本的に「エライ」人の間違いを考えることがテーマになっています。 ご意見等がありましたらtwitterアカウント「@tchiga_cnetj」まで。記事のソース等も貼り付けて行く予定です。
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パソコンソフトやパソコン本体を購入する要因で、一般的な考え方をするならば、最も大きな要因となりうるのは、ソフト・ハードに限らず、そのインターフェースであると思う。
それは当然といえば当然のことであり、直感的に、素早く、且つ美しく。求められるのはそんなインターフェースだと思います。
ハードメーカ、ソフトメーカともにその部分には大きく力を入れていると思われ、特にソフトウェアは(Windowsの場合)標準のインターフェースを使用しないで、独自のインターフェースを作り上げています。
現在の開発ではどうなっているのかはわかりませんが、自分がDBクライアントソフトを作っていた頃には、WIN32APIを直接呼び出し、DibSectionを使ってかなりの低レベルで(プログラムでドットを描く)作業を行っていました。あのころは、各Winのバージョンによってバグとしか思えない不思議な現象が多発していたように思います、(カーソルが消えるとか(カーソルを無理矢理描画させることで回避))

そんなわけで、インターフェースの話です。
最近のソフトはインターフェースが多彩になっており、それぞれの企業がそれぞれの考えで、動作の簡略化を模索しています。
しかし、それぞれの企業が考える動作の簡略化=独自のインターフェースは時に、弊害をもたらすこともあります。
統一されていないインターフェースではソフトウェア間での動作の統一がとれない、ということがしばしば発生します。
他社製品同士であるならばまだしも、同一企業製品でそれが怒ってしまうと、非常に困りものです。

そんな困った企業の代表格といえば、Adobe。なんと言ってもAdobeです。
CS2にバージョンアップした際、PhotoshopやIllustratorのインターフェースは大幅に変更されました。
今までのWin標準のボタンから独自インターフェースにされているであろう3Dライクなツール群。element等の初心者、ライトユーザ向けの製品であるならば、それは喜ばしいことなのでしょうが、今回のこのインターフェースの変更はいままでのAdobeユーザ(特にWin使用者)には衝撃でした。
キレイを通り越して、動作が重い。昔から重かったにもかかわらず、さらにその重さを増しました。起動時間は体感で2倍近いです。
Adobeのフォーラムを見てみると、ツールボックス群を非表示状態で起動すれば、それなりの起動時間の短縮が望めます。
正直、これはどうかと。
AdobeのCreative Suiteを使用する人々はそのソフトの特性上、当然のことながらグラフィッカーのプロの方々。仕事上で使用する場合、最も優先されるべきは、軽快な動作。別にインターフェース(見た目のみについて)がキレイになったところで、それが生涯となるのならば、意味がないと思います。
そしてさらに後発のProduction Studioに関しては、インターフェースが全く違う!Adobe Bridgeでの単独ソフトから統合環境への路線を強調しているとは思えないその独特のインターフェース。Adobe製品は各ソフト間でファイルの受け渡しが多発するわけですから、その変わり果ててしまったインターフェースになれるのが大変です。Version Upした人なんて特に大変なのでは?
また、統合性を強調するため、単体のアプリケーションで購入して、後にアプリケーションを追加していくとなると、その統合性も怪しいモノになってしまいます。
そういった意味では、斬新なインターフェースというのはある意味障害になりうるのかもしれません。

さて、話は変わりますが、MicroSoft関連についても語ってみようかと。
簡単に言えば、「ひどい」の一言でしょう。
なんのコンセプトも感じられないそのデザインセンスは、もう逆に芸術的です。
自分はMSDNのユーザなのVistaのCTPをインストールし使用してみました。
笑えました。使い勝手がよいとは、どう控えめに言ったも言えません。すごいのはマインスイーパーとソリティアが3Dになったことくらい?妙になめらかで笑えます。ここに来てやっとバージョンアップなんですね。はっきり言ってどうでも良いです。
恐ろしいくらいに、使えないインターフェースです。XPのLUNAでもあれだけの衝撃だったのですから、Vistaはその比ではありませんよ。

MicroSoftは色々な意味で、すべてにおいて、インターフェースなどのヴィジュアルに関するセンスが感じられません。Visual Studio2005もそうでした。妙に浮いたツールバー。そして、パワーポイント!見栄えがものを言うプレゼンテーションソフトであれはないだろ。ひどいにもほどがあります。つい最近、パワーポイントファイルを軽量化するソフトが公開されました。窓の杜などのでDL出来るようです。(ニュースソース無くしたのでうる覚えです。すみません)そのときのレビューに描かれていたのですが、「MicroSoftは今まで何をしていたのだろうか?」まさにその通り。画像の圧縮など、すぐにでも組み込める機能はあったはず。そのような考えは浮かばなかったのでしょうか?

それに比べMacは統一のとれたインターフェース、見た目にもキレイであり、むしろ初心者にはMacの方がお薦めです。MSOfficeもバージョンアップをするようですし、PCの購入を迷っている方がいるのならMacはお薦めだと思います。
デザイン・操作性・カスタマイズ性(ツールを使うとより細かく設定可能です)すべてを取っても、MicroSoftよりも勝っているでしょう。Boot CampでWinも走りますし。下手なパソコンよりも室がよいので、なかなか高速に動くようです。FFXIのハイクオリティでもサクサク動くとのこと。ベンチマークの結果もかなり優秀です。

キレイなインターフェースはとても大事な要因であると思います。しかし、それによって効率性が損なわれるのなら、そのインターフェースを採用したことは失敗であったと言えるでしょう。独自インターフェースはバッファやリソース、VRAMを無駄に消費する可能性もあります。さらには、それが引き起こすバグもあるでしょう。
独自インターフェースは諸刃の剣と言えるのかもしれません。
特にプロユースが使用するツールに関しては、それが仕事に無関係である可能性も高く、「無駄」な機能、単にアプリケーションを「重く」するだけの、無用の長物に成り下がる可能性があります。

PCは使いようでいくらでも使えます。だからこそ、統一感のあるインターフェースは効率を上げる一つの重要なファクターであると同時に、ユーザの利便性や使用される状況などを考慮した、インターフェースの採用が重要になってくると思います。
現在のPCはオーバースペック気味であるかもしれません。(Adobeに関してはスペックが足りると言うことはありません)しかし、使用されているPCは現在のモノだけではありません。
そもそもPCのスペックに頼り切ったアプリケーションのプログラミングはどうかと思います。
いついかなる時も、高速に快適に、分かりやすく、使用できるアプリケーションが優秀なアプリケーションなのではないかと思います。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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