10倍本で有名な勝間和代氏の「ビジネス頭を創る 7つのフレームワーク力」の感想を書いてみます。
私は、「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」、「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」、「勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」を読んでいるのですが、その中でマッキンゼー時代のフレームワークを用いた考え方に関して書いてあります。
その説明が不足していたため、フレームワーク(IT系ではよく使用される単語ですが、言っている意味は違います)がどういったものかまったく理解できませんでしたが、非常に興味がひかれる思考方法にも思えました。そのため、「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」等を読んでみたのですが、いまいち理解できませんでした。
知りたいけどうまく説明している本が無くてもやもやした日々をすごしていましたが、本書ではそのフレームワークに関して説明されています(それが知りたいがために本書を購入したようなもの)。フレームワークの説明は、以下のように辞書にあるそうです。
「フレームワークとは、現実を観察する方法を構成する仮定、概念、価値、慣行の集まり」
本書の中では、フレームワークに関して21例を挙げていますが、それを見ると案外普通に使用されている5W1HやPDCAサイクルなどもフレームワークに入っています。フレームワークとは、ものの考え方や作業のひとつの指標でしかありません。
分かってしまえば、な〜んだ言うことになるわけではありません。勝間氏の上司の方のフレームワークを創造する話が載っています。当然、現存するフレームワークでは解決しづらい業種や作業はあります。その場合に業務に合ったフレームワークを作り、物事の理解や解決に向けて簡易にしてくれる可能性があります。
フレームワークがどういったものか説明を読むと拍子抜けしたのですが、既存のフレームワークを拡張したり新設すれば、より作業を短縮が計れるのではないかと思い直しました。
この箇所だけでも「ビジネス頭を創る 7つのフレームワーク力」を読んでよかったです。ただし、フレームワークの例として「空・雨・傘」は、理解しづらいものがあると思うのは私だけでしょうか...
当然のように本書は、これだけではありません。
一番に興味を引いたのは「成功は復讐する」の言葉です。この言葉は、「これは、それまでの成功体験があればあるほど、環境変化に気づくのが遅れて、新しい動きについていけず、失敗指定舞うことが多いと言うことです」と説明しています。
ドッグイヤーと言われているIT業界は、「成功は復讐する」を見聞きしやすいところです。なぜならば、成功すれば一気に大きくなりますが、失敗するば潰れるほど落ち込むからです。
昨今では、ソフト販売とOS支配で大成功したMicrosoftが、インターネット時代の広告費収益モデルへの対応が後手に回っています。また、直販販売で成功していたDellもライバルとのコスト競争だけでは勝てず、ようやく店頭販売も行うようになりました。
どちらも、成功時の体験が足かせになり行動が遅れた感じがします。この病は、頭で分かっていてもなかなか克服できないのでしょうね。
他にも興味深いことがいくつか書かれてあります。私は、勝間和代氏が出している本を全て読んでいるわけではありませんが本書は、一番面白いと思います。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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