「ウェブ進化論」の著者である梅田さんの最新刊である「ウェブ時代をゆく」を読み終わりましたので、感想を書いてみます。
感想を書く理由は、面白かったのもあるのですが、梅田氏は、著書の中で、ウェブ上に上がっている御自身の著書の感想を読み漁っていると書いています*1。また、404 Blog Not Foundの「質疑問答の技術」の中で、「ノークエスチョンは講演者に対するノーリスペクトと心得ましょう。」とあります。
このため、本を読んで、感想や書評をブログに書くのが、著者に対するリスペクトとフィードバック(と言うのはおこがましいですが)になると考え書くことにします。
「人生をうずめる」と言う言葉が、何箇所にも出てきて、人生をうずめることを勧めています。人生をうずめて、成功している人は、ごくわずかですが存在しています。Linuxを作ったりーナス氏や、Rubyの作成したまつもとゆきひろ氏が代表的例でしょう。両者ともオープンソース開発者で、非常にあこがれますが、やはり人生をうずめるぐらい、やらないといけないのでしょうね。また、人生をうずめるには、好きなことであることが必須であるとも指摘しています。
ですが、私は、人生を生めらるほどの好きなことが、いまだに見つかりません。今の仕事は、好きとは言えません。また、ブログを書くことは、半分は好きですが、半分はそれほど好きな作業ではありません。さらに、プログラミングは、そこそこ好きですが、いつも高い壁にぶつかるたびに、自分の実力のなさにへこみ、向いていないのではないかと自問自答させれます。
そう思うと、自分の好きなことで、人生をうずめられると決意ができるものは何かな?と考えさせれます。
梅田さんは、好きなものや向くものを見つけるために、「ロールモデル思考法」を編み出し、それを御自分の経験を元に説明しています。そう簡単な実行できる様な方法でないのですが、少しは参考にして、自分なりの結論を出してみたいと思います。
とりあえず、今、どうしてもやりたいと考えているサービスを立ち上げてみることにします。それが、趣味の域をでない程度のものでしかならないと思いますが、それでも何もやらないよりはましですし、短期間でも人生をうずめるように行動するのも、ひとつの選択かも知れないと勇気づけられました。
「ウェブ時代をゆく」の偽らざる感想は、無理な話ですが、10年前に、いやせめて病を患う前に出会いたかった一冊です。早く読めていれば、怠惰に過ごしてきた時期を、もう少しうまく使うことができたのにと思いますし、体力が激減している今となっては、時間と言うリソースは平等でないことを痛感させられ、悔しくもあります。
そう思うと、「ウェブ時代をゆく」をできるだけ若い時期に読みたかったですね。
後、感想というほどではないのですが、梅田さんが、シリコンバレーで学んだことで、若いネットアスリートに三つの言葉を贈っていますが、その中のひとつに、「Only the Paranoid Survive(病的なまでの心配性)」があります。「病的なまでの心配性」に似たフレーズを、私は、以前見たことがありました。
時期は覚えていなく、且つかなりあやふやですが、Intelの行動を評して、「病的な心配性症候群(だったかな?)」と書かれた記事がありました。どちらもIntel関係のため、ネタ元は、元Intelのアンディ・グローブ氏なのですね。知りませんでした。
なぜ、このフレーズを覚えていたかはわかりませんが、やはり、何か引っかかることがあったのでしょうか。どちらかと言えば、私は、楽天家なので、たまには、病的なまでに、心配して行動してみることにします。
*1:私のmixiの日記で、梅田さんのある著書に関して、言及(本を買ってきた程度)したことがあるのですが、その時、足跡に、梅田さんと思われるアカウントが残っていました。こんな個人的な日記まで調べるパワーに驚かされたことを覚えています。
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