「AMDの4コア「Barcelona」、9月10日にローンチへ--CEOが認める」
AMDのCEOが、開発コードBarcelonaことQuad-Core Opteronのローンチを発表しました。既に噂にあったように9月10日になりました。また、開発が、予定よりも6ヶ月も遅れた事も明言しました。
AMDは、2006年12月14日に行ったAnalyst Dayの資料の27ページに、Barcelonaの出荷時期を、2007年の第1四半期終わりごろに設定していました。
問題さえなければ、9月の6ヶ月前の3月出荷を目指していたようです。
しかし、Barcelonaの開発が6ヶ月遅れた事が、Rev.Fを微細化したRev.G版のOpteronをスキップした影響がでたように思えます。
AMDは、65nmのAthlon 64 X2を2006年12月から出荷しています。そう考えると、その前後に、65nmのデュアルコアOpteronを出荷できた可能性があります。もし、出荷していれば、90nmよりもサイズが小さいOpteronで、Intelに対して、今以上に価格競争ができたかも知れませんし、今よりも周波数が向上していたかも知れません。
しかし、65nmのデュアルコアOpteronを投入しなかったため、Rev.FとBarcelonaの間に、13ヶ月も開いてしまいました。その間、AMDは、IntelのクアッドコアXeon 5300に抵抗する事もできませんでした*1。
そう考えると、65nmデュアルコアOpteronを投入した方が、良かったようにも思えますが、Barcelonaの出荷が、3月に目処が立っていたならば、Rev.Gの寿命は、たった数ヶ月しか無かった事になります。そうなると費用対効果を考えると、Rev.Gスキップの判断は、妥当だったでしょう。
ですが、Barcelonaの開発の遅れで、Rev.G版Opteronのスキップが裏目にでました。期間が長いCPU開発は、やはり判断が難しいですね。
9月10日に、Barcelonaをローンチできたとして、AMDは、安穏としていられません。IntelのPenrynファミリーの2way XeonであるHarpertownの出荷が、11月になると噂が出ています。早くも、AMDは、Harpertown対策をする必要がありますね。
*1:クアッドコアXeonには、65nmデュアルコアOpteronでも対抗する事はできなかったでしょうが、ここまでひどい状況にはならなかったかも知れません。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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