IntelとAMDは、2007年第2四半期の決算を発表しました。両社の決算を、前年同四半期と比較したデータを表にし、さらに、この四半期の重要なニュースも一覧にします。決算のデータの金額の単位は、億ドルです。
【決算】
| 会社名 | Q2'07 売り上げ |
Q2'07 純利益 |
Q2'06 売り上げ |
Q2'06 純利益 |
|---|---|---|---|---|
| Intel | 87.0 | 13.0 | 80.0 | 9.0 |
| AMD | 13.8 | -6.0 | 12.2 | 0.9 |
【Intel】
・Core 2 Duo Uシリーズ発売
・Core 2 Extreme QX6800発売
・Ultra Mobile 2007発売
・SunからXeon搭載サーバ発売
【AMD】
・Opteron 1222/2222/8222 SE発売
・18億ドル借り入れ
・65nmプロセスのTurion 64 X2発売
・Radeon HD 2900/2600/2400発売
・45WのAthlon X2発売
第2四半期には、両社から、重要な製品こそ発表こそありませんでしたが、多くの製品が発表されました。
Intelは、リストラの結果が出始めたようで、純利益も上がっています。出荷した製品の中で、今後のラインナップが気になるUltra Mobileの発表は、UMPCの飛躍を助ける事になるでしょう。また、Sunから、Xeonを搭載したサーバが発売されたことは、サーバ市場のパワーバランスが変わる事件になるかも知れません。
AMDは、モバイルCPUであるTurionシリーズがようやく65nmプロセスに移行しました。これで、少しはAMDもモバイル市場に食い込みやすくなるかも知れません。また、ATIを買収した結果が、Radeon HDシリーズの発表でようやく実り始めました。
GPUの競争に関しては、NVIDIAの方が先を行っているようにですが、「アキバ店員のPCパーツウォッチ(Radeon HD 2600/2400 / リベルタッチ)」を信じるならば、Radeonの売り上げも、悪く無いのかも知れません*1。
ただ、それでもAMDは、借り入れをするほど状況は良くありません。特に、ライバルのIntelよりも速いCPUを持っていないため、CPU価格を上げることができず苦戦しています。この問題を解決するのは、早くて第3四半期に発売するQuad-Core Opteornまだ、待つ必要があります。
第3四半期には、非常に大きな製品が3つばかり発表されます。
・Intel、Core 2 Duo/ExtremeのモバイルとデスクトップでFSB向上
・Intel、Xeon 73xx
・AMD、Quad-Core Opteorn
AMDのQuad-Core Opteornは、第4四半期にならないと高周波数の物を出荷できないと言われています。そうなると、第3四半期の両社のパワーバランスは、引き続き変わらないでしょう。
後、気になるのが、元ATIのCEOであり、現AMD 執行副社長のデーブ・オートン氏が7月末で退社します。Intelは、Larrabeeを立ちあげるために、GPU関係者を集めていると噂されています。もしかして、オートン氏がIntel入りなんてあるのでしょうかね。
【リンク】
前四半期:Intel vs AMD (Q1'07)
次四半期:Intel vs AMD (Q3'07)
*1:「「Radeon HD 2600/2400」の秘密と次期エントリーハイエンドGPU,そして「RV670」新情報」を読む限り、シリコンとドライバにまだ問題があったようですが、ATI Catalyst 7.7である程度は解決しているかも知れません。どこまで改善しているかは、ベンチマーク結果を見てみるまで分かりませんが。
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