AMD、デュアルコアを2基搭載した新プラットフォーム「Quad FX」を発表
今年の6月に行われたAMDの「2006 Technology Analyst Day」で発表された4x4(後のQuad FX)の資料を読んだときに、私は、Intelにクアッドコアを先行(*1)されるからと言って、デュアルプロセッサ構成を提案するのは、強引ではないかと考えていました。
確かに、AMDとして、イメージ戦略では、後手に回ることは許されないでしょう。ですが、消費電力(2x125W)、性能、コスト(*2)を考えると、とても太刀打ちできそうにありません。
また、現状クアッドコアを必要とするソフト及びユーザも多くはありません(*3)。さらに、2007年第3四半期にであるクアッドコアが登場したときに、差し替えて8コアにできると言われても、よほどのユーザで無い限り、それに感心を示すとは思えません。このため、私は、Quad FXの戦略は、効果的ではないと考えていました。
ですが、最近は、考えを改めました。
その理由は、Torrenzaに対応するための2ソケット構成ではないかと思えるからです(*4)。
Torrenzaに対応するコプロセッサが、2007年のいつ頃発表されるか明確なアナウンスはありませんし、Quad FXに対応することも明言されていません。Torrenzaに対応するコプロセッサが一般ユーザにうける保障もまったくありません(*5)。
ですが、「2006 Technology Analyst Day」の発表時から、現時点(2006/11/29)に、根本的に違うのが、ATI買収に伴い、AMD自身でTorrenzaに対応するコプロセッサを準備できることです。
また、クアッドコア発売時に、Quad FXシリーズとして、CPUを二つではなく、クアッドコア+コプロセッサのセットで発売はどうでしょうか。それならば、Quad FXシステムに対して、コア数が変わらないので、OS入れ替えせずに導入できるのではないかと思えてなりません。
ですが、Torrenzaの最有力候補のCellにしろ、開発が遅れているR600にしろ、メモリIFが、DDR2でないので、すぐに出るとは思えません。また、現時点で最強のコプロセッサを作成できるNVIDIAが、ライバルに協力するとは思えません。
そうなると、Quad FXに対応する、コプロセッサは、やっぱり出ませんかね。
*1:Intelは、クアッドコアを2006年11月に出荷していますが、AMDは、2007年の第3四半期と言われています。
*2:マザーボードから準備が必要。
*3:と、言っても、この業界、ハードが先行し、おいおいソフトも追いつくので、オーバスペックを批判する必要はないと考えています。
*4:妄想全開!
*5:ソケットライセンスを受けているメーカは、全てサーバ系のため。
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