米SGI、MIPS/IRIX搭載マシンの販売打ち切りへ--18年の歴史に幕
今回のMIPSチップ搭載コンピュータの販売打ち切りの記事を読み、ある人の言葉を思い出しました。それは、1997年頃、当時SunのCEO(現会長)だったScott McNealy氏の「将来生き残る3種(x86、POWER、SPARC)のCPUアーキテクチャ」の予言です。
http://biz.ascii24.com/biz/column/sunview/article/2001/09/19/629749-000.html
但し、この記事が正しいのかどうかは、WEB上で類似記事を見つけることができませんでした。私の頼りない記憶も、ASCIIを読んだのではないかと思ってはいるのですが、はっきりと思い出せません。もし、この記事の元ネタをお知りの方がいれば、ご指摘いただけると幸いです。
さて、この予言が正しいか検証してみましょう(上のURLから、5年経過しています)。
予言の発せられた199*年後半は、WikiPediaのCPU年表を参考(本当に参考になりますね)にすると、MIPS、Alpha、SPARC、PA-RISC、POWER(この記述が見当たらないが...)が64bit CPUアーキテクチャとして乱立していました。
また、当時CPUのアーキテクチャは、拡散こそ無かったと思いますが、収束する気配は無かったのではないかと思われます(Alphaは、当時既に、景気が良くなかったのではないかと思うのですが)。
それが現在、サーバ&PCのCPUアーキテクチャは、x86、Itanium、POWER、SPARCで収束しかけています。そう、MIPS、Alpah、PA-RISC(Itaniumに移行したが)が、次々と退場しました。
McNealy氏の予言が、当たったとは言えませんが、大きく外れているとも言えません(当たり外れは、それほど重要ではありませんが)。また、この発言の経緯(もしくは下地)は、わかりませんが、強気のScott McNealy氏のことですから、SPARCの将来性を強調したかっただけかも知れません。
CPUアーキテクチャの乱立は、開発者とユーザに混乱を招きますが、1つに統一されると進化が面白みもありません。今回の記事は、少しだけ寂しいものを感じました。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
櫻吉 on 2006/09/14
業界で一番惜しまれているのは旧DECのAlphaではないでしょうか。
HPの先のフィオリーナ会長の業績見直しが囁かれたりしていますが、彼女の大きな失策だという歴史的な事実は残るでしょう。
Alphaは、今Intelが最も苦しんでいると思われるglue chipなしのコア結合の先駆者でした。
Alpha chip開発者でHPに組みしなかった技術者がP.A Semiというベンチャーを立ち上げ、Power.orgのもと優れもののPower互換チップを作り上げているようです。
プロセッサーは技術者の夢の実現ですから、これからもいろんな展開があるのでしょう。
決して寂しがる必要は無いと思います。
風見鶏 on 2006/09/14
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風見鶏さんへ、
いつもコメントありがとうございます。
Alphaのフェードアウトは、確かに残念でした。
>プロセッサーは技術者の夢の実現ですから、これからもいろんな展開があるのでしょう。
>決して寂しがる必要は無いと思います。
おぉ、そうですか。まだまだ、大丈夫ですかね。
Freescaleがちょっと身売りの話も出ていて、やはり組み込みchipも大変なんだなぁと思ったり、
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20231587,00.htm
のSimply RISCが出て来て、SPARCも活気付いてきたなと思わされたりと。
IT業界の中心的役割を担っている半導体業界も、一寸先は、誰にもわからないような気がします。Intel一色では、味気ないですからね。
話が変わりますが、私は、風見鶏さんのコメントを頂くのを非常に楽しみにしています。
もし、ブログなどを書かれているようでしたら、ぜひ教えてほしいものです。
今後も、よろしくお願いいたします。