興味深い内容がありました。気になった点をピックアップします。
x86の売り上げ割合
Sunの売り上げのうちx86サーバ関係は、10%程度だそうです。もっと高いのではないかと思っていたのですが、それほどでもないのですね。私は、Sunを抜本的な改革として、SPARCを手放すのも一つの案ではないかと思っていました。そうすれば、開発リソースをx86に注入し、AMDと協力して、高性能なCPUの制作に尽くせば、SPARCの代用を準備できるのではないかと思っていました。しかし、これもx86売り上げの割合が、50%に近づかなければ、実現する事もできると思いますが、さすがに10%では、SPARCを手放すのは冒険ですね。
Woodcrest(Xeon 5100シリーズ)の採用
AMDのみを採用しているSunとしては、IntelのWoodcrestは驚異でしょう。今はAMDと密接な関係とはいえ、この業界では、いつ手の平を返しても問題はありません。Sunとしては、顧客が望むならば、当然Woodcrestを搭載したサーバを出さないわけにはいけません。となると、全てのラインということではなく、幾つかの製品が出る可能性は低くはないのかも知れません。また、記事の中で「Xeonタイプのプラットフォームの性能を高めるほど、Itaniumはどんどん・・・・・・」は、多くの人たちの感想を代弁していますと思っています。Intelは、本当にItanuiumは、どうするのでしょうか?スパコンのトップ500でもItaniumのシステムが激減しているのですから。
サーバ市場の活性化
売上高は、横ばいであることを考えると、何かしらの技術的な向上や他の用途が見つからない限り、サーバ市場は、活性化しないのかも知れません。記事の中では、通信のIP化、動画配信(YouTube等)、ストレージと第三世界のコンピューティングがあると書かれてあります。他に、用途はないのでしょうか?一般家庭に、サーバを立ち上げることがおきないものでしょうか?
出力密度
今回の記事で一番気になったフレーズです。これは、「Intelの次世代CPU「Conroe」は2.66GHzで第3四半期に登場」の記事の中でも語られている熱密度と同義ではないかと思えます。Core MAを採用したPCは、消費電力こそNetBurstから激減しますが、一部分が非常に熱くなるため、ファンを含めて設計が楽にならないと言われていました。ですが、Xeon 5100シリーズが発表されましたが、このような事を話題にあがっていないような気がします。記事の中でも電力効率と出力密度は、注目されていると書かれてあります。前者は、金額に換算できるため非常にわかりやすい事象ですが、出力密度は、それほどわかりやすくはありません。もしかすると、Core MAは、性能を上げると、消費電力は、それほどあがらないにも関わらず、一部分が非常に熱くなり、NetBurstの様に周波数を上げることができる無くなるのではないかと心配になってきました。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
櫻吉 清 on 2006/07/23
SUNのT1(Naiagara)はマルチスレッド技術で面白い結果を出しているそうですね。これが自信回復につながるのでしょうか。いずれにしてもSUNの本命はやはりSPARCなのでしょう。
AMDはTorrenzaと呼ぶAcceleratorのアーキテクチャを発表していますが、ベンチャーを含めた業界エコシステムを魅了しそうです。64ビットに続くIntelに対する強烈なリードになるのかもしれません。HyperTransport対応も含めて、Intelにはやることが多いですね。
Intelが全力をあげた新しいチップはそれなりに評価できますが、流れを変えることが出来るのでしょうか。
Bill Gatesの引退は、WinTel至上(拝領)主義の終わりの始まりなのかもしれません。日本の技術陣にとって、頑張り時でしょう。
風見鶏 on 2006/07/22
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風見鶏さんへ
コメントありがとうございます。
風見鶏さんのご指摘にあるTorrenzaのエコシステムは、面白そうな結果になるのではないかと私も思っています。
今後も、よろしくお願いいたします。