インテル、「Xeon 5100」シリーズプロセッサを正式発表
Core Microarchitecture(以下Core MA)のXeon版であるXeon 5100シリーズが発表されました。Xeon 5100シリーズが、Xeon 5000シリーズや、Opteronとの性能差に関しては、「Intel Xeon Processor」がいいのではないかと思われます。製品を発売するメーカが発表しているベンチマークを、そのまま鵜呑みできませんが、サーバ系CPUのベンチマークは、多くは無いため、ある程度参考になると思います。
このデータを割り引いて(有るデータにはOpteronのデータないところもあることを考えると、負けたベンチマーク結果は掲載していない可能性も十分にあります)考えても、十分Core MAは、K8よりは性能が良さそうです(後だしじゃんけんをして負けていては、立つ瀬がありませんけどね)。またプロセスルールが同一でない(Xeon 5100シリーズは65nmで、Opteronは90nm)ため、CPUアーキテクチャの性能差を判断するのは早計なのですが、製品としての比較は、トータル(アーキテクチャと製造)で判断されるため、現時点の性能で評価されても仕方がないと思われます。
ここで、ベンチマークの結果や今回のIntelの発表を聞いて、3つの疑問が出てきました。
1つ目の問題は、消費電力の値です。2006 AMD Analyst Dayで発表された資料の8ページ目にFB-DIMMの発熱を合計すれば、WoodcrestのシステムよりもDual-core Opteronのシステムのほうが省電力であると書かれてあります。また、「インテル、新型サーバプロセッサ「Woodcrest」を発表--低消費電力をアピール」の日本AMDのの堀江昌司氏も同様な発言をされています。今回のベンチの消費電力はトータルのようですが、FB-DIMMの発熱はそうでもないのでしょうか?それとも、それを上回って性能が良いのでしょうか?この辺りをもう少し明確にしたベンチマークが発表されるといいのですが。
2つ目の疑問は、IntelのCPUを採用していないSunは、どうするのでしょうか?AMDに操を立てるのでしょうか?それとも、Intelに擦り寄るのでしょうか?IntelとAMDを単なるCPUのサプライヤーとしか見なければ、PCメーカは、両社を天秤にかければ済むことです(Intelが強いだけに、そうはいかないのでしょう)。Sunが、AMDに依存する理由は無いはずです。もし、AMDのCPUが、IntelのCPUに対して、性能で後塵を拝し続ければ、Dellの様に、Sunは、窮地(今以上に)に追いやられることは間違いありません。そう考えるとSunは、Intelに鞍替えしてもおかしくはないと思うのですが、どうするのでしょうか?HPとIBMは、IntelとAMDの両社の製品を採用しているため、この問題から逃れられます。
3つ目の疑問は、Core MAの4-wayタイプは、いつ出るのでしょうか?非常に大きな問題と私は考えています。ですが、MP(4-way)を重視しないとか、4-wayはTulsaで対抗できるという記事が掲載されています。私には信じられません。Core MAの4-wayの出荷が遅れるためDellは、AMDを採用に踏み切ったのです。また、最高級のフラグシップと言える製品が高性能な方が、よりPCメーカの忠誠心を維持できるはずです。
さて、Intelは、Xeon 5100シリーズで、AMDに奪われた市場をどの程度奪い返すことができるのでしょうか?それともPart 2(desktop)、3(mobile)まで待つ必要があるのでしょうか?今後もIntelとAMDの争いには、目を離せません。
注:Core MicroarchitectureをCore MAと略すのは、後藤氏の記事に見習いました。Core Microarchitectureは、長いアーキテクチャ名だと思います。NetBurstの方が、書き易く、覚えやすかったアーキテクチャ名でした。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
情報の質とコンテンツ 〜 経験価値経済の時代へ 〜
iPhonista Nightの事後報告
Joomlaでバイリンガルサイト
あるITマネージャの挑戦
Geeklog1.5でOpenID対応へ
もっとパラリンピックに目を向けよう
経営者が無断ビデオ撮影するとき
SNS開発で携帯は??
(エンジニアにとっての)モテ論(2)/Mozillaの陰謀(説)
除名せよ!福田康夫みんなのお題では、ブロガー同士で質問を出し合いそれに対する回答や意見を集めています。今日はどんな話題が盛り上がっているでしょう?
CNET Japan ブログネットワークは、元はCNET Japanの一読者であった読者ブロガーと、編集部の依頼により執筆されているアルファブロガーたちが、ブログを通じてオンタイムに批評や意見を発信する場である「オピニオンプレイス」、また、オピニオンを交換するブロガーたちが集うソサエティです。
広い視野と鋭い目を持ったブロガーたちが、今日のIT業界や製品に対するビジョンや見解について日々熱く語っています。
CNET Japanやその他サイトが提供するITニュースやコンテンツへの意見や分析、 ビジネスやテクノロジーに対するビジョンや見解について語っていただける方を 募集しています。ご応募はこちらから
ブログの投稿はこちらから(※ブロガー専用)
今年最も活躍したブロガーを表彰します。詳細はこちらから
これは、CNET Japan 編集部の依頼に基づいて執筆されているCNET Japan アルファブロガーによるブログの印です。
CNET Japan ブログネットワーク内で拍手の代わりに使用する機能です。ブログを読んで、感激した・役に立ったなど、うれしいと思ったときにクリックしてください。多くGood!を獲得した記事は、より多くの人に読まれるように表示されます。
今週の新製品総チェック:ノート、デスクトップ、UMPCまでPC秋モデルが続々
今週の新製品総チェック:薄さ13.9mmのサイバーショット登場!NEC「LaVie」はデザインモデルが